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【日本の決闘】江戸の名勝負→明治で禁止→令和のいまは?
マクドナルドでコーヒーを飲んでいたら、後ろの席でゲームをしていた小学生の集団から「よし!デュエル!」という声が聞こえてきた。 いまではすっかり日本語化した英語の「デュエル(duel)」。 これは「2、2人、2つ」を意味するラテン語の「du... -
【漢字と悪意】“犬扱い”された日本の政治家・中国の皇帝
a・b・cのローマ字や조・선・글のハングル文字、ه, و, يのアラビア文字とは違って、表意文字の漢字にはそれぞれ意味がある。 だから知り合いのドイツ人に、「愛知を英語にすれば”Love Wisdom”になる」と説明すると「かっけー!」となって、わが静岡... -
【false economy】アメリカ人から見た、日本人の悪いところ
年末になって、日本は冬将軍に完全占領された。 ナポレオンもナチス=ドイツも勝てなかったこの将軍に勝てる日本人はいないから、「上に政策あれば下に対策アリ」の中国的な発想で、なるべく安く暖をとる方法を開発するしかない。 ちなみにわが家で... -
【タイの歴史】英雄王タークシン、“闇落ち”して処刑される
政治で大切なことについて、弟子から質問された古代中国の賢人・孔子は軍備・食糧・民衆の信頼の3つを挙げる。 さらに、この中で最も重要なものを聞かれた孔子は、「民、信無ければ立たず(国民の信頼を失ったら、国は成り立たない)」と言ったら... -
ウェストミンスター寺院 英国にとって“特別オブ特別”なワケ
1065年のきょう12月28日に、ロンドンにあるウェストミンスター寺院が完成した。(12月28日) ことし亡くなったエリザベス女王の国葬がここで行われたことからも分かるように、イギリスの王室や国民にとってウェストミンスター寺院は「特別オブ特別... -
クリスマスと伊勢神宮でわかる、西洋と日本の伝統文化の違い
クリスマスが終わったら、正月まであと一週間もない。 チキン・ピザ・ケーキの連続攻撃を受けて満腹になった後、今度はお節料理の準備をしないといけないから、日本人の年末はとても忙しい。 「心を亡くす」と書いて「忙しい」になるというウワサ。... -
ニュージーランド人が話すクリスマスの違い、日本で感激したワケ
最近、日本で英語を教えるニュージーランド人とメシを食べに行ってきたんで、今回はそのとき聞いた話をシェアしようと思う。 そのときは12月の中旬だったんで、ニュージーランド人はどんな感じで「メリクリ」をするのか聞いてみると、「日本と同じ... -
「光武帝」という中国の名君:唯一無二の理由・日本との関係
「強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ。」 西ドイツの伝説的なサッカー選手ベッケン・バウアーがそう言えば、2000年前の中国の皇帝・光武帝は「柔よく剛を制す」と言った。 しなやかさのある者が屈強な者の勢いをうまく利用して、最後には... -
至高の存在が奈落へ 「憤死」した教皇ボニファティウス8世
きのう12月24日のクリスマスイブ、浜松市内を車で走っていると、ドミノピザの店舗前にすさまじい「ピザ待ち渋滞」が起きていた。 で、700年ほど前にタイムスリップすると、1294年の12月24日は、ヨーロッパでボニファティウス8世がローマ教皇になっ... -
【見た目詐欺】日本の“奨学金”に怒る、中国人ならではの理由
知り合いの中国人が日本の大学に留学していて、怒っていたのは「奨学金」。 いやマテ、お金の無い学生でも高等教育を受けられるなんてステキやん。と思うのだけど、その中国人が不満だったのは制度じゃなかった。 漢字の国からきた彼の感覚では「奨...