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在日クルド人問題 「国にお帰り」はヘイトスピーチか?
今年の2月、自民党の若林議員が「X」にこんな投稿をしたと、共同通信が報じた。(2024/2/22) 自民若林氏、クルド人憎悪あおる 「国にお帰り」とSNSに投稿 今回は、この言葉が憎悪をあおるヘイトスピーチになるどうか、考えてみよう。 先... -
【大先輩と収奪】日本統治に対する台湾・韓国の認識の違い
ことし4月に台湾でマグニチュード7を超える地震(花蓮地震)が発生し、9階建てのビルが崩壊するなど大きな被害をだした。 ちなみに、これは1999年の「921大地震」以降、台湾で起きた最大の地震だ。 さて、バック・トゥ・ザ・フューチャーすると... -
中国人もマナー向上に頑張るが、日本人は“異次元”だった
先週、日本の中国大使館がSNS(微信:ウィーチャット)の公式アカウントで、日本にいる中国人を対象に、「軽犯罪」に注意するよう呼びかける投稿をした。 これは、日本で軽犯罪に巻き込まれないように、ではなくて、軽犯罪をしないよ... -
渋沢栄一の「地震は天罰」論に、「ならお前が死んでる」と反論
地震というものは、人の心や世間の空気にまったく配慮してくれない。 ことしの1月1日、能登半島で震度7の地震が起きたことで改めてそれを実感した。 日本で初めて地震が発生した日は知らないが、記録に残る日本最初の地震は 599年のきょう5月26... -
【正直な日本人】明治と現代のアメリカ人が感じたこと
日本は明治時代になると近代国家を目指し、西洋から優秀な人材を招いて、さまざまな指導を受けた。 そんな「お雇い外国人」の1人が、アメリカの学者で東京帝国大学の教授となったモース。 東京に住んでいた彼は日本人について、「人々が正直である... -
日本旅行で炎上 政治・経済問題に抗日精神はイラナイ
2019年に知人の韓国人が夏休みに日本への旅行を決めて、数か月前から、良さげなレストランや観光スポットを調べて計画を立てていた。が、それが直前になって、キャンセルするしかない状況へ追い込まれてしまった。 彼女がワクワクしていたころ、日... -
【観光公害】マナー無視の“迷惑外国人”を、外国人はどう思う?
日本人や外国人が集まって、日本の魅力的なスポットを紹介する SNSグループがある。 そこに最近、サングラスをした若いアジア人女性が「Mount Fuji is beautiful(富士山は美しい)」と富士山をバックに自撮り写真を投稿した。 すると、「本当にキ... -
第一次日韓協約:日本による“朝鮮侵略”、その実態は?
1853年にペリーがやってきて、翌1854年に日本はアメリカと和親条約を結び、長い“鎖国”の眠りから目を覚ました。 いっぽう、そのころ隣国さんはまだ就寝中で、朝鮮はヨーロッパとの交流もなく、日本以上に厳しい鎖国状態にあった。 日本はペリーのよ... -
細かい VS 大ざっぱ:ハンガリー人が感じた日本人との違い
日本に半年ほど住んでいて、ことしの3月に母国に戻ったハンガリー人の女性と話をしていると、日本との違いについての話題になった。 彼女がハンガリーに帰国した後、感じたことの一つに「プチ解放感」があるという。 これからその内容を紹介しよう... -
【独善と寛容】欧州と違って、日本で宗教戦争がなかった理由
きょう5月23日、ヨーロッパでは過去にこんな出来事があった。 1430年 - 英仏の百年戦争で、ジャンヌ・ダルクが敵軍に捕らえられる。 1498年 - 修道士のサヴォナローラがローマ教皇の命によって処刑された。 1568年 - ヘイリヘルレーの戦いで、オラ...