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【今も謎】19世紀のドイツに現れた少年、カスパー・ハウザー
日本では「大塩平八郎の乱」が起こる10年ほど前の1828年、ドイツのバイエルン王国でミステリアスな少年が現れた。 16歳ほどの少年が広場にいて、一体どこのダレなのか、質問をしてもまともな答えが返ってこない。 彼はニュルンベルクで騎兵隊に勤務... -
「徴用工」をめぐる日韓戦 譲歩を求める韓国・認めない日本
韓国外相が来日したのはおよそ3年ぶりで、日本の首相と直接会って話をしたのは4年7か月ぶりということで、その内容に注目が集まった。 「戦後最悪」と言われる日韓関係が、危篤状態から抜け出すきっかけは生まれたのか。 ひん死の両国関係に「死... -
【日本人の国民性】ドイツ人が日本のフリマを大好きな理由
「市場」を表す英語は「market」。 このマーケットの語源となったのは、古代ヨーロッパで使われていたラテン語の「mercari」で、いまの日本では常識になっている「メルカリ」はこれに由来する。 ネットでやり取りするメルカリの反対側にあるのが、... -
【日本の祭】山車の引き回しを見て、インド人が驚いたワケ
ではクエスチョン。 アジア人として初めて、ノーベル賞を受賞したのはどこのダレでしょう? 答えはインドの詩人で思想家のタゴールで、1913年にノーベル文学賞を受賞する。 そんなタゴールは大正時代に日本を訪れたことがあって、日本人の印象につ... -
やっと行われた日韓の外相会談、しかし不安しかない。
「戦後最悪」と言われていても、なんだかんだで持続している日韓関係。 でも、韓国側が日本企業の資産を現金化したら、それでサヨウナラだ。 だからそうならないように、元徴用工問題をうまく解決するため昨日18日、日韓の外相が4年7か月ぶりに対... -
“メルカリ”の由来・日本における「市場」の歴史
売りたい人が商品を、買いたい人がお金を持って集まって、喧々諤々(けんけんがくがく)のやり取りをする空間を「市場」という。 個人的に海外旅行の楽しみがコレですよ。 市場を見て歩いて、日本には無い野菜や果物を発見することは、異文化理解の... -
日曜日は要注意 日本と違うドイツのフリーマーケット
このまえブレーメンに住んでるドイツ人と話をしていたら、彼が日本に住んでいたころ、近所の神社で開かれるフリーマーケットが楽しみだったと言う。 「神社でやるのが面白いデスネ」と言うから、ドイツでは教会でやらないのか聞いたら、「そんなワ... -
日本と中国の違い 復活の後醍醐天皇/皇位を奪った永楽帝
今では伝統になったものも、それを始めたころは新奇なものだった。 わたしがこれから行う新奇なものも、やがては先例となって伝統になるだろう。 1333年の7月17日、京都へ到着した後醍醐天皇はそんなことを言って(今の例は昔の新義なり、朕が新儀... -
まるで「京都 vs 滋賀」 マレーシア・シンガポールの水問題
京都人と滋賀人が言い争うとき、一撃必殺のコトバとして滋賀県民が放つセリフが「琵琶湖の水止めたろか」。 日本最大の湖で、「近畿の水がめ」と言われる琵琶湖の水に頼って生活している京都人にとって、この供給がなくなることは死を宣告されるよ... -
【反ドイツ感情】英王室がいまのウインザー家に変更したワケ
1917年のきのう7月17日、イギリス国王ジョージ5世が家名をサクス=コバーグ=ゴータから、現在のウインザーに変えた。 名字の無い日本の天皇家ではあり得ないことだ。 これによって王朝名がウインザー朝と短くなったことは、世界史を学ぶ日本の高...