-
日本の花見の始まりと、インド人が感じた“国民性”の違い
むかしむかし、人びとがご神木である桜の木を植え続けたことで、いまの吉野は「桜の都」となったのだった。 吉野というと1594年の4月17日、豊臣秀吉がここで花見を開いたことが有名だ。 日本の花見の始まりは奈良時代の貴族の行事に... -
たまたま誕生:お菓子のカール・“生類憐れみの令”から板海苔
きょう4月18日は「発明の日」。 1885年のこの日、「専売特許条例」(いまの特許法)が出されたことにちなんでこの記念日が爆誕。 さて発明というものには、それを作ろうと意図して生み出したモノもあれば、想定外の“たまたま”で誕生したモノもある... -
【アストルフォ】ローランの歌や日本のアニメで有名なキャラ
日本に武士道があるように、ヨーロッパには騎士道がある。 そんな中世ヨーロッパの騎士道精神をあらわす話として有名人なものに、イギリスの「アーサー王物語」と11世紀に成立したフランスの「ローランの歌」があって、日本では高校生が世界史でこ... -
負の連鎖:流出(盗作)イチゴで韓国紙「日本を追い出した」
日本のグーグルやヤフーに「韓国 イチゴ」と入力して検索すると、関連キーワードに「美味しい」や「値段」よりも先に、「パクリ」「盗む」といったネガティブな単語が出てくる。 農林水産省が数年前、日本のイチゴが韓国へ流出し無断栽培されたこ... -
降伏か、否か?「ベルリンの戦い」でのソ連軍の鬼畜っぷり
「To be, or not to be: that is the question.」 (生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。) シェークスピアの作品で主人公のハムレットがそう悩んだ。 そしていま日本では現地の事情を置いといて、「ウクライナは戦うべきか、それとも降伏する... -
日本のパンの歴史:侍が初めて作り、明治にあんパンが大人気
このまえの火曜日、4月12日は「パンの記念日」だった。 スルーしてたけど静岡県民としては、やっぱり偉大な先輩の話はしないといけないかなと。 江戸時代の1842年4月12日、江川 英龍(ひでたつ)というサムライが日本で初めてパンを作ったから、... -
【韓国の見方】日本より上か下か? 世界の先進国か恥か?
「日本が相手なら、ジャンケンでも負けてはいけない。」と言われるほど、韓国は日本をライバル視し対抗心を燃やしている。 でも、そうすると120%の力が出るから仕方ない。 ただ読者サービスか客観的な事実か知らんけど、全国紙がたまにこんな記事... -
【モンゴル無双】13世紀の東西 元寇とワールシュタットの戦い
13世紀に元(モンゴル)の皇帝は日本へ使者を送って、「わが国の属国となり、貢ぎ物を持ってこい」と上から目線で鎌倉幕府の執権・北条時宗に要求する。 「だが断る!」と日本は一蹴したから、怒った元との戦いが始まるのは必然だった。 そして高麗... -
黒人初のメジャーリーガーと、アメリカ社会の差別の空気
きょう4月15日はアメリカの「Tax Day」、確定申告の締切日。 まあそれはソレで大事なんだが、ここで取り上げたいのは「ジャッキー・ロビンソン・デー」だ。 黒人として初めて大リーグでプレイをした人物は、厳密には「モーゼス・フリート・ウォー... -
「モナリザ」だけじゃない。万能の天才・ダヴィンチのすごさ
「世界でもっとも知られた、もっとも見られた、もっとも書かれた、もっとも歌われた、もっともパロディ作品が作られた美術作品」 そう称賛されるのがこの『モナ・リザ』。 イタリア語の「mona(モナ)」とは「ma donna」(私の貴婦人...