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インド人も好きな「どんど焼き(左義長)」。その目的や歴史
この前の正月休みにインド人とタイ人と一緒に古民家へ行って、そこの囲炉裏でお餅を食った。(上の写真) 「囲炉裏で焼き餅」は日本の冬の定義でもある、とかテキトーなことを言ったあと、きょねん広島から越してきたインド人から「浜松でも“どんど... -
マンホール(カバー)からわかる、アメリカと日本の“らしさ”
女性同性愛者(Lesbian)、男性同性愛者(Gay)、両性愛者(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をとってLGBTという。 これは性的少数者を表す言葉のひとつ。 最近の日本社会は性別欄のない履歴書が販売されるなど、こうした人... -
米さえ否定した「慰安婦=奴隷制」を韓国裁判所が公式認定
たび重なる韓国の「約束破り」によって、もともと危なかった日韓関係はもはやひん死状態だ。 1965年の日韓請求権協定や2015年の日韓合意という、国家間の2つの約束をひっくり返して、韓国の裁判所が日本政府に元慰安婦への賠償を命じる判決を出し... -
人が“悪”を行う時:コロナ禍での初詣 / 川口慧海のチベット入境
2020年の「今年の漢字」は“密”。 21年はまだ分からんけど密状態は社会の敵として、今年も避けられ嫌われるのはまぁ間違いない。 昨年末からコロナの感染が爆増し、1日の新規感染者数は連日のように過去最高を記録して状況はますます悪化ばかり。 ... -
日本人のピースサイン:韓国人が感動したこと・文化の違い
きょう1月13日はピース記念日。 といってもこれは平和のピースじゃなくて、タバコのこと。 太平洋戦争が終わった翌年、1946年の1月13日に高級たばこの「ピース」が発売されたことから、それにちなんでこの記念日がつくられたってわけ。 第二次世界... -
【日本の警察】その歴史や海外との違い、外国人の感想など
2日前の話なんだが、1月10日は「110番の日」だった。 由来は見たまんま。 「1月9日は一休さんから“とんちの日”にしました」とかいう強引な語呂合わせもなく、記念日としてはすごく自然。 ということで今回は日本の警察について、その簡単な歴史... -
【日本の食文化】タイ人・インド人が感じた疑問や驚き
「瑞穂(みずほ)の国」とは日本の別名。 瑞穂というのはみずみずしい稲穂のことで、そんな稲が豊かに育つ日本の美称として瑞穂国(みずほのくに)と言われることがある。 とてもめでたい意味だから、瑞穂市や瑞穂町といった地名や瑞穂という人名、... -
【鏡開き】武家の伝統に由来する正月文化。その目的やルール
上の写真はことしの正月、わが家の神棚にお供えしていた鏡餅。 神道の考え方では正月になると、「年神(歳神)」という新年の神様がしめ飾りのある家にやって来る。 最近、キリスト教徒のスペイン人とイスラーム教徒のインド人と会ったから、彼らに... -
【日本の恩返し】漢字を伝えた中国人が和製漢字を使ういま
北海道の白老町は「白老牛」というブランド牛が自慢らしい。 どこぞの中国企業がそのマークとそっくりのものを、国内で商標登録しようとしていることがわかって、「悪意ある出願だ!」と関係者が激おこだ。 毎日新聞の記事(2021年1月3日) 中国で... -
日本の武神“金毘羅”のルーツは、インド・ガンジス川のワニ
歴史と宗教とカレーの国・インドには、「ヴァーラーナシー」という有名な聖地がある。 この都市が聖地と呼ばれている理由は、全ヒンドゥー教徒にとって神聖なガンジス川が流れているから。 その清浄なる水に触れるとすべての罪や穢(けが)れが消え...