中東– category –
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古代エジプトで病気の原因は? 破壊と癒しの女神セクメト
むかしむかし、まだ日本人がウイルスなんてものを知らなかったころ、病気は悪鬼や疫病によって引き起こされると考えられていた。 不幸の原因となる鬼に豆をぶつけて家から追い出す「豆まき」の風習も、こんな発想が元ネタになっている。 マメは「魔... -
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ヨーロッパ世界にとってのオスマン帝国 恐怖→ざこ化→消滅
南北朝を統一した足利義満が京都に金閣寺を建てたころ(1397年)、ヨーロッパでは「文明の決戦」がおこなわれた。 1396年のきょう9月25日、ブルガリアのニコポリスでオスマン帝国(トルコ)とヨーロッパ連合軍が運命をかけた戦いに挑む。 オスマン皇帝バ... -
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【ヨーグルト論争】日韓の起源争いに、トルコ人の感想は?
韓国人には国民食と言ってもいい身近な食べ物が「キムパプ(キンパ)」。 「キム」は海苔(のり)、「パプ」はご飯の意味で、野菜や卵などをご飯に包んで海苔で巻いて作るこの食べ物は、つまり日本ののり巻きだ。 1910~45年の日本統治時代に朝鮮半... -
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日本人なら無理 2000年も“自分”を忘れなかったユダヤ人
いまから2000年ほどまえ、日本人が森に入ってドングリを拾ったり、田んぼでお米を育てていたころ中東では歴史的な出来事があった。 迫害を受けていたユダヤ人が西暦66年に、ローマ帝国に反乱を起こして戦争が始まる。(ユダヤ戦争) そしてローマ帝... -
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死海だから助かった! 10時間の悪夢がハッピーエンドに
わが静岡県で最近、残念な事例が発生。 救命胴衣を着けた20代の男性が浮き輪を使って、大井川で「ヒャッホーイ!」と川下りして楽しんでいたら、対岸に流されて戻れなくなってしまった。 で、駆け付けた消防に救助されたの巻。 雨で川が増水して流... -
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「チューリップはオランダの花」をトルコ人はどう思う?
ことし4月、トルコ人と浜松西部にある浜名湖ガーデンパークへ行ってきた。 季節ごとに花が移り変わるこの植物園では、ちょうどこのときチューリップやネモフィラが見ごろを迎えていた。 ネモフィラさんの群れ チューリップは... -
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国名変更の理由:トルコがテュルキエ、オランダはネザーランズ
「力強い人、軍団」。 そんなパワフリャーな意味をもつトルコ(チュルク)人は中央アジアにいた遊牧民で(トルコ共和国)、13世紀にオスマン・トルコを建国。 1453年にコンスタンティノープル(イスタンブール)を陥落させ、東ローマ帝国を滅ぼして... -
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トルコとアヤソフィアの歴史 キリスト教→イスラム教→無宗教
東ローマ帝国の首都コンスタンティノープル(イスタンブール)は1453年のきのう5月29日、オスマン帝国のスルタン(皇帝)メフメト2世によって陥落し、紀元前27年から約1500年つづいてきたキリスト教の国・ローマ帝国は完全に滅亡した... -
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【ビールの起源】現代日本人と古代エジプト人の共通感覚
4月23日はビールの日。 1516年のこの日、ドイツ南部のバイエルン公国で「ビール純粋令」が出されたことにちなんで、ドイツでこの記念日がつくられた。 「ビールは大麦、ホップ、水のみを原料とすべし!」と原料をきめたこのビール純粋令は、いまの... -
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【トルコの歴史】イスラム教が“ゆるい”理由は革命にあり
グーグルに「トルコ イスラム教」と入力して検索すると、「割合、宗派、ゆるい、歴史」の4つの関連ワードが出てくる。 多くの日本人がこのコトに関心があるし、3日前は4月9日だったから、今回はトルコの「ゆるさの理由」を書いていこうと思う...