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【ローマ劫掠】徹底的な死・破壊・略奪でヨーロッパを変えた事件
ほんじつ5月6日は、1527年に「ローマ劫掠(ごうりゃく)」が起きた、血塗られた日。 神聖ローマ(ドイツ)皇帝とスペイン王を兼ねていたカール5世の軍が、イタリアの教皇領だったローマになだれ込んで、殺す、壊す、奪う、強姦するといったやりたい放題... -
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【撃墜王】日本では有名で無名な、ドイツのレッドバロン
ドイツ語の「Sticken(窒息させる)」と「Stoff(物質)」を組み合わせてつくった「Stickstoff(シュティクシュトフ)」を、日本語に訳すと「窒素」になる。 空気の約80%を占めているのがこの気体だ。 窒素は文字どおりの気体で、1992年には北海道... -
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【ゲルニカ爆撃】ドイツ空軍という“怪物”を育てたスペイン内戦
ほんじつ4月26日は、1937年に「ゲルニカ爆撃」があった日。 ゲルニカはスペイン・バスク地方(宣教師フランススコ・ザビエルの出身地)の中心地で、この日にドイツ空軍のコンドル軍団が飛来すると、ドカドカ爆弾を落として去って行った。 後に残さ... -
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【狼を信用するな】ロシアが世界についた、これだけの“ウソ”
ロシアがウクライナへ軍事侵攻を始めてから、4月日24日で2カ月になった。 当初ロシアは数日で首都キーウ(キエフ)を制圧する予定だったというけど、その予想は大ハズレで、戦闘はいまも続いている。 ウクライナ側の驚異的な抵抗によって、ロシア... -
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現代のイギリス人はヘンリー8世の「女と宗教」をどう思う?
きょう4月21日は1509年に、イングランド王ヘンリー7世が亡くなってヘンリー8世が即位した日。 そのヘンリー8世について最近、イギリス人女性がSNSにこんなことを書いていた。 「kicked off hundreds of years of religious squabbling so he could do ... -
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【キリスト教の発想】懺悔はOK、でも免罪符の販売で大失敗
1506年のきのう4月18日、イタリアでいまのサン・ピエトロ大聖堂の建設が始まった(基礎石の設置式典が行われた)。 ここはもともとキリスト教で重要な使徒・聖ペテロ(イタリア語でサン・ピエトロ、英語でセント・ピーター)のお墓があったとされ... -
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【アストルフォ】ローランの歌や日本のアニメで有名なキャラ
日本に武士道があるように、ヨーロッパには騎士道がある。 そんな中世ヨーロッパの騎士道精神をあらわす話として有名人なものに、イギリスの「アーサー王物語」と11世紀に成立したフランスの「ローランの歌」があって、日本では高校生が世界史でこ... -
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降伏か、否か?「ベルリンの戦い」でのソ連軍の鬼畜っぷり
「To be, or not to be: that is the question.」 (生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。) シェークスピアの作品で主人公のハムレットがそう悩んだ。 そしていま日本では現地の事情を置いといて、「ウクライナは戦うべきか、それとも降伏する... -
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【モンゴル無双】13世紀の東西 元寇とワールシュタットの戦い
13世紀に元(モンゴル)の皇帝は日本へ使者を送って、「わが国の属国となり、貢ぎ物を持ってこい」と上から目線で鎌倉幕府の執権・北条時宗に要求する。 「だが断る!」と日本は一蹴したから、怒った元との戦いが始まるのは必然だった。 そして高麗&元の... -
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「モナリザ」だけじゃない。万能の天才・ダヴィンチのすごさ
「世界でもっとも知られた、もっとも見られた、もっとも書かれた、もっとも歌われた、もっともパロディ作品が作られた美術作品」 そう称賛されるのがこの『モナ・リザ』。 イタリア語の「mona(モナ)」とは「ma donna」(私の貴婦人...