ヨーロッパ– category –
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イギリス人が話す英国王の役割/日本の天皇との決定的な違い
イギリスがいま悲しみに包まれている。 エリザベス女王と73年以上過ごしてきたフィリップ殿下がつい先日、99歳で息を引き取った。 ロンドンのウェストミンスター寺院では1分ごとに99回の鐘を鳴らして哀悼の意をあらわし、イギリス各地で追悼のため... -
【音楽や博物館の由来】芸術の神ミューズってこんな娘たち
きょう4月9日は日本語だと「死・苦」とか「しくしく」とか不吉な響きがあるんだが、海外では「美術展の日」になっている。 1667年のこの日、パリで世界初の美術展が開催されたことからこんな記念日ができた。 絵画や彫刻の振興を目的とし、1648年... -
マジでうまい!ドイツ人絶賛の”マウルタッシェ”が生まれた背景
「いいかおまえら、遠足で持ってきていい飲み物は、お茶か水だけだからな!」と先生に言われたところで、水筒に入れたらバレやしない。 それで中学生のころ、ポカリスエットやコーラを隠して持ってきたヤツがクラスに2,3人はいた気がする。 知人... -
さて、カルボナーラの由来や歴史を知ろうか。
まったく知らんかったけど、きのう4月6日は「カルボナーラの日」だった。 イタリアのパスタ業界と国際的なパスタ組織(the International Pasta Organization)が2017年に、カルボナーラを祝福するためにこんな日をつくったらしい。 ということで... -
明治日本と文明国フランス 渋沢栄一、パリに圧倒される
きょう3月31にちはエッフェル塔の落成記念日。 1884年にフランス革命( 1789年~1795年)の100周年を記念して、政府はパリ万国博覧会の開催を決定する。 そのモニュメントとしてフランス人技師エッフェルの、高さ300mのタワーを作ろうという案が採... -
【マフィアの由来】イタリアでおきた惨劇・シチリアの晩祷
日本でよく使われているイタリア語には何があるか? スパゲッティやティラミスなどの食べ物のほか、カリスマ 、マドンナ、インフルエンザにカジノなんかがある。 最近ではトリエンナーレ(三年毎に行われる展覧会)もすっかり有名になった。 そして... -
【春を告げる花】中国・韓国・ヨーロッパの”季節の移り変わり”
日本では季節を『春夏秋冬』の4つで表すことが普通。 でも昔は1年を24に分ける「二十四節気(にじゅうしせっき)」や、72に分ける「七十二候(しちじゅうにこう)」という季節の表現もあったのだ。 いまでもなくなったわけではないけれど。 くわ... -
「The king is dead, long live the king!」にみる日英の違い
イギリス人を静岡市にある清見寺というお寺に連れて行ったとき、上の特別な部屋があった。 日本語を勉強していて、ある程度の漢字の読み書きはできる彼女でも、さすがに「玉座」の意味までは分からない。 このお寺には明治天皇(大正天皇かも)が宿... -
【ドイツ人の視点】日本がヨーロッパより良いところは”水”
きのう3月22日は「世界水の日 」という記念日だった。 水の大切さについて世界中の人たちが改めて考えてよう、ということで1992年に国連が制定した国際デー。(World Day for Water) 日本では8月1日が「水の日」となので、この日は「地球と水を... -
クッキー・ビスケットとは違う、フランスの焼き菓子サブレ
3月20日はサブレの日。 「3・1・2」をサ・ブ・レと読むというけっこう強引な語呂合せで、日清シスコがこの日をつくった。 ちょっと前に、「日本二大よくわからん」と言われるビスケットとクッキーの違いを書いたので、今回はその延長でサブレに...