アフリカ– category –
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日本と違いすぎるアフリカの成人式 割礼は人権侵害デス
1月のある日曜日、タンザニア出身のアフリカ人(30代・男性)と一緒に浜松にあるお寺へ行ってきた。 入り口(山門)から中に入ろうとすると、向こうに着物を着た4人の若い女性が立ち話をしているから、「今日は何か特別な日なのか?」と質問され... -
マダガスカル人の話:日本について・魔除けの文化・キリスト教
アフリカ南東部に、世界で4番目に大きい島を中心とするマダガスカルという島国がある。 日本とはほとんど縁がなくて、「首都の名前はいったい何でしょう?」なんてクイズはもはや自己満足で反感を買うレベル。 そんな国でもアニメやマンガから日本... -
日本とエチオピアの関係が、“超友好的”だった3つの理由
江戸城の明け渡しが行われて徳川幕府が滅亡した次の年、1869年(明治元年)に「阿彌志仁屋」という豆腐屋が登場した。 というのはウソです。 福沢諭吉がこの年『世界国尽』(せかいくにづくし)という世界地理の書を発行して、その中で「アビシニア... -
【マダガスカル人の話】母国の良い/悪いトコ・日本について
さあ今回の『ふしぎ発見かも!』は東アフリカに浮ぶ島国・マダガスカル。 といっても日本人にはあんまり馴染みの国だから、まずは観光PR動画を見てイメージをつかもう。 そしたら今度は場所を確認。 そして最後は基本情報をチ... -
【世界初の飢饉】マダガスカル人が話す、人災による食糧難
なんせこんな異様な形と大きさだから、バオバブには悪魔が巨木を引っ込ぬいて、逆さまにして地面に突っ込んだという言い伝えがある。 画像:Pat Hooper そんな木の並んだ「バオバブ街道」があるのが、東アフリカにあるマダガスカル。... -
タリバンの怒りに世界が同意。アフガン前政権の“腐敗っぷり”
イスラム主義のタリバンが、あっ!という間に首都カブールを落として、アフガニスタンを支配することとなった。 知人のアメリカ人の話だと、「まさかあんなに早く、首都を制圧されるとは思っていなかった」という驚きがアメリカ社会に広がったらし... -
【ルワンダ虐殺】責任は認めるが、謝罪は拒否するヨーロッパ
*はじめに注意。 今回のテーマは“虐殺”というダークな歴史なので、これから遺骨の写真が出てきますよ。 先週5月25日は「アフリカデー」ということで、こんな記事を書いたわけだ。 【白人の責務】アフリカ・中東で直線の国境が多い悲しい理由 アフ... -
【白人の責務】アフリカ・中東で直線の国境が多い悲しい理由
ほんじつ5月25日は「アフリカデー」やでー。 1963年のこの日、アフリカ各国が協力し、平和的に発展していこうとアフリカ統一機構(いまのアフリカ連合)を発足させた。 でこの反対、アフリカが大分裂し、のちの貧困や争いの原因となったのが20世紀... -
アフリカ人が恐れる生き物・光源氏もかかったマラリア
きのう4月25日は「世界マラリア・デー」。 2000年のこの日、ナイジェリアでマラリア撲滅国際会議が開かれて、国際社会が「地球上からマラリアを撲滅するぞー!」と宣言。それを記念して「アフリカ・マラリア・デー」がつくられ、2008年か... -
【英雄ケニヤッタ】白人のキリスト教徒がアフリカでしたこと
聞いたことがないとしても、名前を見ただけでこの人物の出身国が推測できるのでは? その人の名は「ジョモ・ケニヤッタ(Jomo Kenyatta)」という。 日本でいえば明治~昭和の時代を生きたアフリカ人のケニヤッタさんは、生まれたときの名前はカマ...