宗教– category –
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サウジアラビアの「モスク占拠事件」 日本には無い困難とは?
11月20日は、1979年に世界を震撼させた「アル=ハラム・モスク占拠事件」の日なので、これからその事件について書いていこう。 この事件では、解決の過程でサウジアラビアにとっては当たり前でも、日本では考えられないことがあった。 犯人の目的 ... -
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「違いは間違い」のキリスト教と違って、寛容な日本人の信仰
本日、10月31日はハロウィーン。 これは、古代ヨーロッパにいたケルト人の祭り「サウィン」が起源と考えられている。ケルトの暦では11月1日から新しい年が始まるので、サウィンは現代の日本で言えば正月のようなもの。 当時、太陽が沈むとその日が... -
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日本の多文化共生 イスラム土葬墓地が失敗に終わるわけ
日本の埋葬には火葬や土葬があるのは知っていたけれど、最近はそのほかに、宗教の考え方を原因とする「闇土葬」が増えているらしい。 今回は、日本の多文化共生について考えてみようか。 息子の日本行きに、母親が泣いたわけ 以前、SNSでこんな話を見かけ... -
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日本人とトルコ人の信仰 「お盆・イスラム・死後の世界・幽霊」
日本人として、ぜひ知っておいてほしいことがある。 2日前の16日、和歌山県で駐日トルコ大使などが出席して、135年前に起きた「エルトゥールル号遭難事件」の犠牲者を追悼する式典が行われた。 1890年(明治23年)のこの日、和歌山県・串本町... -
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【ゲームと宗教】タブーに鈍感な日本人/センシティブな外国人
日本では特定の宗教を信じない無宗教の人がとても多く、世界的に見ても宗教色が薄い。日本に住んでいたインド人の知人が気に入っていたのは、まさにその点だ。 ヒンドゥー教とイスラム教の争いが絶えない母国と比べて、日本人は宗教に対する関心がなく、信... -
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もし日本人がうっかり、イスラム教徒に豚肉を食べさせてしまったら?
お笑い芸人の「江頭2:50」さんは体を張って、過激なパフォーマンスを見せている。しかし、限界や常識を突破しても、越えてはいけない一線はちゃんとわきまえている。そんな賢い人だから、テレビ界で活躍できていたのに、最近、とんでもないことをやらかし... -
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イスラム教徒の外国人から見た日本社会 「エロ要素が多すぎ」問題
近ごろ都に“流行らない”もの、それは「裸婦像」だ。 日本では駅前や公園など、老若男女が行き交う公共の空間に、裸の女性や少女の像がある。戦前は公共の場に軍人の像などがあったが、戦後に日本を統治した連合国軍総司令部(GHQ)の考えで、それらが撤... -
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【人間と洞窟】達磨とムハンマドと宇宙飛行士の“共通点”
バングラデシュ人とインドネシア人のイスラム教徒を禅宗のお寺に連れて行って、アレコレ説明していると、彼らが食いついた話があった。バラックバスみたいな強烈なものではなく、鮎程度のちょっとした引き。 それはそれが禅宗の開祖・達磨(ダルマ)だ。 ... -
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【カトリックと離婚】今、世界で離婚ができないのは2か国だけ
グーグルで「離婚」と検索すると、「芸能人が円満に離婚した」とか、「3度の結婚をした65歳の女優」といった記事が出てくる。 個人的には、揉めて修羅場のようになることもあるが、日本では、離婚の手続き自体はとても簡単だ。 しかし、世界を見てみる... -
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【絶対服従】イスラム教の犠牲祭 神が望めば子どもも捧げる
きのう6月7日、日本人なら「新年おめでとう!」みたいなノリで、知り合いのイスラム教徒たちがSNSで「Eid Mubarak(イード・ムバラク)」と祝福のメッセージを投稿していた。 イードはアラビア語で「祭り」、ムバラクは「祝福された」だから、イードムバ...