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「日本人さあ…」。在日スコットランド人のストレスのわけ
「われらの王が戻ってきた!」 10年以上もフランスにいた女王メアリー・ステュアートが1561年の8月19日、やっとスコットランドに帰国した。 「王の帰還」に首都エディンバラの人びとは熱狂し、歓迎のセレモニーでは、天使の格好をした少年が地球儀... -
日本人が思うインド人はシク教徒、ターバンの理由とは?
シク教徒のインド人が京都へ行ったというから、どこのお寺か神社が良かったか聞いたら、その答えは「金閣寺」だった。 というのはシク教徒にとって、最も神聖で重要な総本山も「Golden Temple」だから。 日本語で「黄金寺院」とも呼ばれるこのハリ... -
【違法の少女像】法律無視の“反日愛国”になげく韓国人
韓国の国立大学で「平和の少女像」を校内の敷地に設置したい学生グループと、それを認めない大学側との対立がつづいていた。 *正確には慰安婦像だけど、ここでは韓国側の視点で「(平和の)少女像」の表現を使う。 それで学生側が”奇襲”をしかけた... -
日本だけの歴史:外国人のナゾ、将軍と天皇の違いって?
江戸時代、8月1日は「八朔(はっさく)」という武士の祝日だった。 *これは旧暦で現在のカレンダーなら8月30日。 この日は1590年に徳川家康が江戸城に入城した重要な日だから、それを記念して8月の朔(=ついたち)の日には、白帷子(しろかた... -
【東西のウナギ】イギリス人・日本人が互いに驚いたワケ
2022年の夏、オレたちのガストがウナギで勝負に出た。 「土用の丑の日」は中国にもあるが、この日にウナギを食べて、夏の暑さに負けないエネルギーを手に入れるのは日本だけの食文化。 「夏こそウナギ!」の食習慣は江戸時代に生まれ... -
【戦争の始め方】家康の言いがかり/ヒトラーの自作自演
きょう8月31日は「イチャモン」の日。 徳川家康が1614年のこの日、日本の歴史上、最も有名な言いがかりをつけた。 その原因は、豊臣秀吉の子・秀頼(ひでより)が再建した方広寺の鐘にあったこの文字だ。 「君臣豊楽」と「国家安康... -
謙虚、卑屈、差別… 。米国人は「お辞儀」をどう思う?
江戸時代の会津藩には「什(じゅう)」という教育組織があって、そこでは、守らないといけない「什の掟(おきて)」が定められていた。 最初のオキテは「年長者(としうえのひと)の言ふことに背いてはなりませぬ」で、その次は「年長者には御辞儀... -
【運命の1週間】徴用工問題で、韓国民が初めて知った事実
もうすぐトンデモナイことが起こる…、と予想される日を「Xデー」という。 元徴用工訴訟について日本企業の資産が現金化されたら、それは日韓関係の「終わりの始まり」となる。 韓国最高裁が今週中にも、そのトリガーとなる重大な決断をするようだ... -
ウクライナ戦争:ロシア人の“暴走”に、日本・ドイツ人が怒り
事実と違う内容や攻撃的な投稿をSNSにして、多くの人を怒らせる。 そんな「ネット炎上」は個人だけではなく、友好親善を目的にする外国公館でもヤラカスことがある。 ロシアがウクライナへの軍事侵攻を始めたころ、在日ロシア大使館はがツイートを... -
【疫病封じ】スリランカ人は祇園祭をやらないの?
日本最大ではないけれど、「日本三大祭」のひとつに数えられるのが京都で7月に行われる祇園祭。 このタイミングには重要な意味がある。 冷蔵庫も上水道もなかった平安時代、高温多湿の京都にたくさんの人びとが住んでいたから、夏になると感染症が...