ついにドイツで慰安婦像が立てられた!
…といってもそれは3年前(2017年)のことで、日本人の知らないところで、その“下準備”は数年前から水面下で行われていたのだ。
ハンギョレ新聞の記事(2016-06-21)
ヨーロッパの都市を巡り、水曜集会を開いて日本軍慰安婦問題を知らせてきた。22日から来月15日までの5回目の旅程は23泊24日だ。フランス、英国、ドイツ、チェコの主要都市を巡り、
日本軍「慰安婦」蛮行を知らせるヨーロッパへの平和紀行団
2015年に日韓両政府が慰安婦問題の「最終的・不可逆的な解決」を約束したのに、半年後には海外でこんな活動を始めるのだから、これでは約束した意味がない。
この平和紀行団のエルヴィン団長、おっと違った、キム団長は「昨年の韓日慰安婦合意で、日本は遺憾を表現しただけで真の謝罪はしなかった」と改めて日本を非難した。
この日韓合意で日本の首相が心からのお詫びをし、支援金10億円をわたすことで、韓国政府は「最終的な解決」とすると言ったにもかかわらず、この団体はそれを白紙にして“真の謝罪”を要求する。もうキリがない。
“日本軍「慰安婦」蛮行を知らせる”キャンペーンの翌年、ヨーロッパで初となる慰安婦像がドイツで立てられたのは、この活動と無関係であるはずがない。
でも、日本の蛮行を海外に知らせることに熱心な人たちは、韓国内で起きている女性に対する深刻な性暴力には無関心らしい。
東京新聞の記事(2020年9月6日)によると、北朝鮮から逃げてきた女性への性暴力が跡を絶たず、韓国で深刻な社会問題になっている。
韓国で脱北女性への性的暴行相次ぐ 男性社会の北出身で泣き寝入りも多数
韓国にはこんな二重基準をもつ市民団体が多い。
そして2020年3月、「世界の女性の日」(3月8日)に合わせて、ドイツで2体目となる慰安婦像がフランクフルト市で建てられた。
2017年の慰安婦像はヴィセントという小さな町だったけど、今度は世界的にも有名な都市に設置されたことで注目度も高かった。
その半年後の9月にはとうとう首都ベルリンで、公共の場所としては初めての慰安婦像が登場する。
数年前からの動きを見ると、ヨーロッパでの設置活動がだんだんとエスカレートしていることが分かる。
韓国国内に建てるのはまだいいとして、ドイツの前にも、アメリカやオーストラリアで慰安婦像が建てられていた。
そこで、「なんで韓国の人たちは、関係ない海外でこの像を次々と設置しようとするのか?」と不思議な情熱に疑問を持ったことはないだろうか?
その理由はいろいろあるけど、ここは一度「原点」に戻って考えてみよう。
外国で初めて慰安婦像が建てられたのはアメリカで、その意義を韓国の全国紙・東亜日報はこう伝えた。(August. 02, 2013)
この少女の像は、太平洋を渡って、日本で侵略や人権蹂躙の歴史を否定する人たちに、恥を悟らせることになるだろう。
太平洋を渡って、日本の恥を悟らせた少女の銅像
これに対し日本政府が「きわめて遺憾」、「慰安婦問題を政治・外交的問題にしてはならない」と述べると、韓国紙は「屁理屈を並べた」と一蹴。
韓国人の考えや気持ちは、韓国人がだれよりも知っている。
ということで、海外で「少女像」を建てる大きな理由には、日本の国や国民に恥をかかせるためということがあるのは間違いない。
慰安婦の「強制連行説」や「性奴隷説」を受け入れないのが韓国でいう「否定する人たち」で、そんな日本人は山ほどいる。
「日本の蛮行を知らせるヨーロッパへの平和紀行団」の目的もきっとこれ。
恥を悟らせるのが目的だから、この行動にはいつまでたっても終わりがない。
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コメント
コメント一覧 (1件)
「米軍向け慰安婦を象徴する少女像」とでも、銘版に記入したらどうなんですかね。
自国政府がやったことでしょ? ならば補償も自国政府の負担でやりなさいよ。