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「韓国は先進国ではなかった」と韓国ネットがっかり＝韓国の“生活の質”が世界47位に
今年の「生活の質」ランキングで、韓国は世界４７位だった。
これは日本（２０位）と中国（４５位）よりも低い。
この結果が韓国に衝撃を与えた。
「中国が45位なのに韓国が47位！？しかも1年で7ランクも下がったなんて…。パク・クネ政府が韓国を中国よりも未熟な国に造り上げた」
「韓国を先進国と考えていた韓国人は反省するべき」
「生活の質は中国より低く、朴大統領の国政運営能力は北朝鮮よりも低い」
日本と韓国の大きな違いとはなにか？
それは、韓国には徴兵制があることだ。
韓国の成人男性は、軍隊に入らないといけない。
その期間は、陸海空軍によって違いがあるけれど大体２年間になっている。
その間、給料は出るけど、ビックリするほど安い。
月給129,400～171,400ウォン(二等兵～兵長)※2015年度
月給１２９４００ウォンを日本円にすると、１２１４０円（２０１６年１１月１９日のレート）になる。
衣食住はタダだけど、１か月で１２１４０円は安すぎる。
今の日本では、徴兵制なんて想像もできない。
一緒に京都旅行をした韓国人の友人が、すでに兵役を終えていた。
そんな彼らに軍隊の話を聞いたから、これからそのことを書いていこうと思う。
軍隊に入る時期は自分で選ぶことができる。
友人の場合は、大学を休学して２年間の兵役についていた。
大学を休学して軍隊に行くことは、韓国ではよくあることらしい。
兵役が終ればまた大学に戻るから、就職する年は日本の大卒よりも遅くなる。
北朝鮮との国境の近くにいる韓国軍の兵士。
彼らと一緒に記念撮影ができることに驚いた。
兵役は国民の義務で、芸能界といえども聖域でなない。
例えば、２０１５年にはJYJのジェジュンとユチョン、東方神起のユノ・チャンミン が入隊した。
今年、日本でも有名なアイドルグループ「ＢＩＧＢＡＮ」のツアーチケットの値段が、急に高くなって話題となった。
これまでは９０００円ぐらいだったのが、いきなり１万２０００円に跳ね上がっている。
この値上げの背景には、兵役があるという。
ＢＩＧＢＡＮのメンバーがもうすぐ軍隊に入るため、しばらくはグループ全員での活動が見られなくなってしまう。
兵役義務がコンサートチケットの料金にまで影響をあたえるとは！
でも、「２０代の貴重な２年間を、軍隊で過ごしたくない」と考える韓国人は多い。
一般人はいいけど、芸能人にとって２年間活動ができなくなることは死活問題になる。
東方神起とJYJの場合、グループとしての活動は停止状態になってしまった。
それでも「軍隊には行きたくない！」と思う韓国人は多く、「兵役逃れ」が問題になっている。
「冬のソナタ」でおなじみのペ・ヨンジュンさんは視力低下で免除されたけど、これには疑いの目もある。
問題はレコードチャイナの記事（2014年6月29日）に書いてあるコレ。
ユ・スンジュンは米国居住権を選んだことから兵役に行かずに世間を騒然とさせ、韓国政府は入国を禁じ、国民から「裏切り者」のレッテルを貼られた。
兵役は国民の義務だから、これを拒否するということは「国家への裏切り行為」に映る。
この裏切り者を韓国人は許さない。
そんな「韓国のユダ」のような人物として有名なのが、上の文にあった「ユ・スンジュン」という芸能人だ。
彼はアメリカの市民権を取得して、韓国の兵役にはつかなかった。
これに国民が激怒し、韓国政府はユ・スンジュンの入国を禁止した。
「focus-asia」の記事（2015年05月21日）から。
「兵役逃れ」をしたため、韓国政府から「韓国への入国禁止」が言い渡された。
妻の父親の葬儀に出席するため帰国を試みたこともあったが、空港でタマゴを投げつけられた。これまでの１３年間、１度も韓国の地を踏んでいない。
彼はもう韓国の国籍に戻すこともできない。
韓国の法律で、兵役逃れをして国籍を失った人間はもう回復できないと定められているから。
ユ・スンジュンの入国拒否はこの理由による。
ユ・スンジュンは今、韓国へ行くことも韓国人に戻ることも許されない。
韓国から見捨てられた状態になっている。
子どもから、「韓国人なのになぜ韓国に帰れないの？」と聞かれることが辛いらしいけど、どうしようもない。
韓国で兵役逃れの罪はとてつもない重いのだ。
おまけ
韓国、慶州のお寺。
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