韓国は、運命の日まであと3日。
あと3日したら、中国との通貨スワップ協定が満期をむかえてしまう。
韓国としては、何とかしてこの通貨スワップ協定を延長したい。
もし延長できなかったら、韓国に経済危機がおきたとき、「4度目の亡国」になる可能性が高くなってしまう。
韓国にとって通貨スワップ協定はどれほど大事なのか?
朝鮮日報(2017/01/07)にこう書いてある。
【社説】大荒れ韓国外交、「親日か反日か」を問う前に代案を示せ
通貨スワップ協定は外貨不足という非常事態に備えるものであり、20年前のアジア通貨危機で韓国はこの外貨不足への備えが不十分だったため、結果的に国際通貨基金(IMF)から救済措置を受け国全体が大きな苦痛を受けたことは今なお記憶に新しい。
「国全体が大きな苦痛を受けた」というのは、IMFによる韓国救済のこと。
このとき韓国は、「3度目の亡国」とまで言われた。
韓国としてはこの苦しみを二度と味わいたくない。
そのためには、外国と通貨スワップ協定を結んでおくことがとても有効。
なかでも、韓国にとって特に大事な国が中国だ。
今韓国は他の国とも通貨スワップ協定を結んでいるけれど、その割合は中国だダントツ。
「韓国が他国と締結した通貨スワップ(1222億ドル)の45.8%、自国通貨(LC)スワップの67%を占める(朝中央日報)」という状態。
その中国との通貨スワップ協定が10日に切れてしまう。
すあと3日。
でも中国政府は、これを延長するかどうかをまだ韓国に伝えていない。
韓国は北朝鮮からミサイル攻撃を受けることを想定して、迎撃ミサイル(THAAD:サード)を配備した。
これが中国を大激怒させた。
中央日報(2017年10月07日)の記事によると、今も中国の態度は冷たい。
通貨スワップ協定の延長はムリっぽい。
THAAD(高高度防衛ミサイル)配備問題で両国関係が冷え込み、中国が事実上交渉に応じていないからだ。さらに両国ともに連休中であることを勘案すると交渉が可能な日は9日だけだが、可能性は高くないという声が多い。
「満期D-3」とは、「満期まであと3日」ということ。
なんか映画のタイトルみたい。
でも、劇的に妥結するかもしれない。
だから、可能性は0ではない。
同時に、「交渉が可能な日は9日だけ」とも書いてある。
中国と話し合いができるのは、あと1日しかない。
これでは限りなく不可能に近いような?
ということで、今韓国は大ピンチ。
韓国にとって、D-3は運命の日になる。
中国との通貨スワップ協定が延長できなかったら、韓国はかなり困る。
韓国がかなり困ったら、きっと日本に視線を向ける。
だから、韓国の日本への態度が変わってくるかもしれない。
とにかく、10月10日だ。
おまけ
韓国の屋台。
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