個人的に、今回のトランプ大統領の韓国訪問は、前から注目していた。
「韓国政府は、大統領にどんなおもてなしをするのだろう?」と。
トランプ大統領は韓国の前に日本を訪れている。
日本のおもてなしの様子は韓国でも大きく伝えられていた。
韓国の日本へのライバル意識の強さは日本人の想像を超えている。
トランプ大統領のおもてなしの”日韓対決”でも負けたくない。
韓国国民も日本と韓国政府の対応のちがいを比べるはず。
それで韓国政府は米大統領の訪韓前から、相当なプレッシャーを感じていた。
朝鮮日報にそれを伝える記事(2017/11/06)がある。
日本側が「異例の厚遇」によって米日の堅固な同盟をアピールしているため、1泊2日の滞在となる韓国での一挙手一投足が比較の対象となるというプレッシャーもあるようだ。
日本の「トランプ氏異例厚遇」にプレッシャー受ける青瓦台
トランプ大統領をむかえて開かれる晩さん会には、特に力を入れていた。
韓国政府(青瓦台)はこう話している。
今回の夕食会は、国賓訪問という格に見合う最高の礼遇と格式で実施し、韓米両国の首脳夫妻の緊密な連帯感を強める、堅固な韓米同盟の意味を再確認できるようにした
こんな感じで、韓国はかなりの気合いを入れていた。
そんな様子を知ると、韓国のおもてなしにはイヤでも注目してしまう。
「国賓訪問という格に見合う最高の礼遇と格式」でおこなわれた韓国の晩さん会を見て、日本中が驚いた。
大統領をもてなす大事な場に、「竹島問題」と「慰安婦問題」の反日パフォーマンスを盛り込んでいたから。
晩さん会では、独島(日本では竹島)でとれた「独島エビ」をトランプ大統領に食べさせた。
産経新聞の記事(2017.11.7)によると、これには韓国側のこんなねらいがある。
朝鮮日報は「日本が虚偽の領有権を主張する独島を我々が守る、という意志を米側にアピールする狙いがある」と分析した。
「楽しく食事がしたい」と思っていたトランプ大統領にしてみたら、「独島を我々が守る」なんていう韓国の強い意志を見せられても迷惑なだけだろう。
もし、日本政府がこれをしたら大ブーイングだ。
日本が国家の威信をかけてアメリカ大統領をもてなす場で、「韓国の主張はウソ(虚偽)だ。竹島を我々が守る」なんて日本がアメリカにアピールしたら、国民が不快になるだろう。
韓国が晩さん会で「独島アピール」をすることは、日本政府もまったく予想していなかった。
FNNニュースによると、政府内でこんな反応があった。
北朝鮮問題に対応するために、日米韓3カ国の協力が絶対に必要なこの時期に、なぜ領土問題を持ち出してくるのかと、日本政府の関係筋からは驚きの声が上がっている。
韓国・晩さん会に「反日メニュー」
さらに、韓国政府は晩さん会に元慰安婦の女性を招待していた。
慰安婦問題については、2015年の日韓合意で、韓国も最終的な解決で合意している。
その時に、「慰安婦問題について、国際社会で互いに非難・批判することは控える」ということも両政府が確認していた。
それにもかかわらず、韓国はアメリカ大統領に元慰安婦を引き合わせた。
この行為には、「日本がひどいことをしたとアメリカに伝えたい」という韓国の思いがあるらしい。
FNNニュースのキャプチャー
晩さん会でまさかの「反日メニュー」。
日本政府はすぐに反応する。
竹島エビについては「受け入れられない」、元慰安婦の参加については「適切ではない」と韓国に強く抗議した。
口で伝えること以上の、もっと強い抗議がほしいところだけど。
菅官房長官も韓国の”おもてなし”には、「どうかと思う。日米韓の緊密な連携に悪影響を及ぼすような動きは避ける必要がある」と不快感を見せた。
韓国が客をどう迎えるかは韓国が決めること。
だけど、さすがにこの反日はあり得ない。
日本政府が他国の晩さん会について、2つのことを同時に抗議することは前代未聞だ。
読売新聞の記事では、「日本政府内からは「冷や水を浴びせるような行動で、外交的センスを疑う」(外務省幹部)と嘆く声も出ている」とある。
日本の国民にしてみたら「韓国の外交センスを疑う」というレベルではない。
インターネットでは、「日本への宣戦布告じゃね?」という反応すらある。
・ありえんよ
・普通の日本人なら怒るだろ
・日本人と価値観が違いすぎ
・完全に敵国だろ
・宣戦布告だろこれ
・しかしこの時期にやることかね
・だから嫌いなんだ
・そりゃ1泊で十分ってなるわ
・韓国はおもてなしの心をまるで理解していない
韓国がすることはこの像を動かすこと。
アメリカ大統領の晩さん会に招待することじゃない。
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