今日2月22日には、こんな「~の日」がある。
・猫の日
・食器洗い乾燥機の日
・ヘッドホンの日
・忍者の日
・乃木坂46の日
・太子会の日
・竹島の日
・応仁の乱が始まった日
これらのことは先ほど記事で書いた。
でもやっぱり「竹島の日」は大事だから、これは別で1つの記事にしようと思う。
先日ドイツのルフトハンザ航空の機内地図に、「独島」という表示があったことが明らかになって問題になった。
島根県の竹島を韓国では「独島(ドクト)」と呼んでいる。
韓国の航空会社の飛行機には、機内地図に「独島」という英語表記がある。
百歩ゆずって韓国ならわかる。
けれど、なんでドイツの航空機に「独島」があるのか?
ルフトハンザ側も「独島」には気づいていなかったらしい。
乗客から指摘されたルフトハンザ側は問題を認めて、すぐに修正作業を始めた。
産経新聞の記事(2018.2.20)に、ルフトハンザ航空のコメントがのっている。
遅くとも今週末までには当該する旅客機のシステムに反映する。島の名称は今後、表記されない。ルフトハンザはこの件に関して関係各方面に混乱を及ぼす意図はなく、このたびの事態について誠に遺憾に思う
誤りを認めて修正するのなら、もう問題はない。
日本では。
韓国のスーパーで売っていた「独島のり」
味はふつうの韓国のり。
韓国で「愛国心」に訴える商品には、質が悪いのが多いと思う。
質を高める努力を放棄した業者が愛国心を売りにすることがある。
ルフトハンザ航空はすぐに修正作業を開始した。
「島の名称は今後、表記されない」となったら、どうなるか?
日本では終わりだけど、韓国では始まってしまう。
「地図中の独島が消される!」と、今度は韓国がこれを問題視する。
朝鮮日報の記事(2018/02/20 21:10)から。
日本側の抗議を受けて同航空は表記の削除を決めたことを20日明らかにした。独島の名称を日本名の「竹島」にするのではなく、「独島」の表記を削除するという。
独ルフトハンザが航路地図に「独島」表記、日本の抗議で削除
記事のタイトルが「日本の抗議で」と書いてあるけれど、ルフトハンザ航空は乗客の指摘を受けたことで、「独島」を削除している。
でもこのタイトルだと、「日本政府が抗議して、ルフトハンザ航空に削除させた」という印象を読者に与えてしまわないだろうか。
それはいいとして、これを知った韓国人はどう思ったか?
レコードチャイナの記事(2018年2月20日)から抜き出してみる。
「事実関係の確認もせずに変えたの?」
「勝手に変えないで。不買運動を始めよう」
「歴史的に見て韓国の領土であることは明らかなのに、なぜ日本人乗客の一言で変更する?それなら、韓国が抗議すればまた変えてくれるのか?」
「韓国も抗議しよう。日本よりも、変更した航空会社に腹が立つ」
日本ではなくてルフトハンザ航空が攻撃されている。
まあ、これは予想通りだけど。
それにしても、ルフトハンザはドでかい地雷を踏んでしまった。
ちなみに「ルフトハンザ」とは「空のハンザ同盟」という意味。
「ハンザ同盟」は高校の世界史で習う。
ハンザ同盟【ハンザどうめい】
13世紀から17世紀にかけて北海・バルト海沿岸に成立した中世ドイツの都市同盟。ハンザHanse(Hansa)は本来〈商人の仲間〉の意味。
百科事典マイペディアの解説
竹島には「男島」と「女島」がある。
そして今日2月22日は「竹島の日」。
1905年2月22日に竹島が島根県に編入されることが決まった。
それから100年目の2005年に「竹島の日」が制定される。
竹島については、これから小中高校で今まで以上にしっかり教えるようになる。
そうなると、領土教育をあまり受けていなかった大人とこれからの日本人との間に、知識や認識のギャップが生まれると思う。
そうならないように、「李承晩ライン」ぐらいは知っておこう。
これは高校の歴史の授業でも習う(こともある)。
李承晩ライン
1952年1月、李承晩大統領が韓国の主権範囲として示した水域ライン。
「日本史用語集 山川出版」
韓国の李承晩大統領が一方的にこのラインを設定してしまった。
それで日本政府は、これを「国際法に違反している」と主張している。
外務省ホームページから。
年に一度の竹島の日だから、1分30秒ほど竹島について学んでみよう。
これは外務省が公開している動画。
日本は国際司法裁判所の判断をあおごうとしたけれど、韓国は3回拒否している。
このことは知っておいていい。
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