最近になって、日本では各地が梅雨入りした。
梅雨が終われば夏になる。
夏になると、いろいろなモノが溶けてしまう。
ということで今回は、日本とメキシコの「夏の暑さで、こんなん溶けました」ということを紹介しようと思う。
なんでメキシコかといえば、ニュースを見て衝撃を受けたから。
まずはジャパン。
「夏の暑さで溶けたモノ」で、個人的に、今でも覚えているものにCDケースがある。
バーベキューを終えて車に戻ったら、車内にあったCDケースが溶けてめくり上がっていた。
あれには驚いた。
去年、友だちがインスタグラムに投稿した写真にも、夏の暑さでやられたモノが映っていた。
それはソフトクリーム。
観光地でソフトクリームを買って、海と山を背景に一枚撮ろうとしたのだけど、そのときにはもう、アイスクリームは白い何かに変わっていた。
まあ、それはそれで、その場の暑さをリアルに伝えていたから、かえって良かったと思う。
つまり他人事だから、どうでもいい。
ネットを見てみたら、他にもいろいろなモノが溶けている。
ボクと似たケース
乗用車のタブレットフォルダーがこの暑さで変形してた….. pic.twitter.com/ws6RqcxMiZ
— asahi(あさひ) (@jpcutecom) 2015年8月1日
だれもが一度は経験するヤツ
暑さで溶けたきのこの山凍らせたらえらいことになった pic.twitter.com/BWOQLcUrR9
— べし太郎 (@DJ_FLANDRE) 2015年8月4日
夏の暑さにぐったりしている食品サンプル
— 厳選画像 (@iigazou1) 2013年7月23日
ところで、日本の鉄道レールには、「遊間」というネットカフェみたいな名前の空間があるのをご存じだろうか?
レールは鉄でできているから、暑いと伸びるし寒いと縮む。
何百人もの命を乗せて走る列車にとって、これは重大事。
だからそれを考えて、レールには「遊間」と呼ばれるすき間がつくられている。
遊間(保線ウィキから)
次はメキシコの夏。
いま、メキシコがおかしい。
夏をむかえたメキシコで、50℃近くまで達するところが続出している。
この異常な熱波で、熱中症による死者も出た。
不幸なことだけど、それは理解できる。
日本でもそういうことは起こるから。
でもメキシコでは、溶けてはいけないモノまで溶けだした。
「hazardlab」の記事(2018年06月06日)では、なんと信号機まで溶けてしまった。
コアウイラ州トレオン市とドゥランゴ州ゴメス・パラシオ市では、あまりの暑さで信号機が溶けるなどの異常事態も報告された。
「異常事態」というか、日本人にとってはマンガの世界だ。
血界戦線の「ヘルサレムズ・ロット」でなら、そんなことが起こるかもしれない。
これは日本の常識を完全に超えている。
ネットユーザーも衝撃を受けていた。
・飴ちゃん持てない
・えええええ
・チワワが死んじゃう!
・信号は溶かしても人間は溶けないのか?
・すげえな
7分あればカップヌードルが食べられる湯温やん
・卵焼きが作れますね。
・50度の風呂なんか1分でもムリ
・もはや脱出できないサウナに近いものがあるな
・干物を作るときだけ引っ越したい
・信号機って、溶けるのかよ?
どうやらメキシコの暑さは、日本人の常識をも溶かしてしまったようだ。
なんて、うまいことを言った気分でこの記事を終える。
メキシコまめ知識
バスの運転手が気持ち良さそうにハンモックにゆられている。
もちろん彼は勤務中。
さて、このハンモックは、世界のどこで生まれたのか?
実はハンモック発祥の地は、メキシコがあるユカタン半島と言われている。
ハンモック専門店のサイトにはこう書いてある。
メキシコのユカタン地方はたいへん暑い土地柄、気温が高い熱帯でも快適に生活をおくるための、マヤのひとたちのアイデアが、ハンモックにはいっぱい詰まっています。
ハンモックは暑さ対策として最適。
全身で風を感じることができて、とても涼しい。
それにサソリから身を守ることもできる。
ハンモックには先住民の知恵と工夫がこめられていた。
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