サッカーW杯の「日本 vs ポーランド戦」で、日本代表はラスト10分間、パスを回すだけでポーランド側に攻め込まない。
そしてそのまま試合が終了すると、韓国各紙が日本代表の”時間稼ぎ”を一斉に非難する。
「日本はレベルの低い試合をした」
「今回のW杯で最もあきれる試合」
「スポーツマンシップが不足したスタジアムには観衆のブーイングでいっぱいとなった」
くわしいことはこの記事をどうぞ。
こんな韓国紙の報道を知って、日本人はどう思ったか?
日本が時間稼ぎをして、決勝トーナメントに進出したことは事実で、それを世界の多くのメディアが批判したことは間違いない。
韓国メディアも日本を厳しく非難するのだけど、だが待ってほしい。
韓国代表はどうだったのか?
実は今回のワールドカップで、もっと多い反則をしたのは韓国だった。
グループリーグ全48試合で受けた反則数を合計すると、韓国が63回でワーストワンで、モロッコ(62回)、クロアチア(53回)がそれに続く。
逆に、ファウル数が一番少なかったのが日本(28回)だ。
つまり、今大会で一番”クリーン”な戦いをしたのは日本だったことになる。
フェアプレーポイントでもパナマが「-11点」で最低、韓国が「-10点」と下から2位を記録した。
反則数があまりに多いから、「ダーティー・コリア」と呼ぶ海外のサッカーファンもよくいる。
にもかかわらず、韓国メディアは日本をこう報道するのはどうなのか?
・日本はスポーツマンシップが不足した
・拍手受けた韓国とヤジ飛ばされた日本
・韓国は美しく敗退したが、日本は醜く16強に進出した
これに対して、日本のネットでは韓国の二重基準を批判する人が多い。
・おたくフェアプレーポイントおいくつ?
・参加国全ての中で圧倒的なファール数を誇る韓国が語る「スポーツマンシップ」
・韓国にだけは言われたくねーよ
・美しいファウル強国
・生き残ることこそがファンに対する最大のサービス
・俺もそう感じたし話は分かるが、
反則とイエローカードをガッツリもらってる奴らが言うことではない
反則数最多の国が最少の国に「スポーツマンシップに欠ける」と説教をするから、ブーメランになってしまう。
「他人を批判する人間は、自分が批判される覚悟を持たなければいけない」というのは至言。
ただ日本は韓国を見習って、もっと自分に都合よく図々しくなったほうがいいかも。
さて、いま韓国に対する日本の目はとても冷ややかだ。
レコードチャイナの記事(2018年7月5日)
相手国に対して「信頼できない」と考えている国民は、韓国で79.0%、日本で60.0%。
2015年に日韓両政府は慰安婦問題について、最終的な解決で合意し、日本は約束したことを全て行った。
でも、韓国はまだ行動していない。
日本大使館前にある慰安婦像を1ミリも動かしていない。
それが現状があるのに、日本を「信頼できない」という韓国民が79%もいるのはなぜなのか?
約束を守っていない国が守った国に「信頼できない」というのは、どう見てもおかしい。
反則数最多の韓国が、最少の日本に「スポーツマンシップに欠ける」と説教する姿と重なる。
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