きのう10月25日は独島の日。
韓国国民が愛してやまない独島を記念する日ということで、コンビニ最大手のCUがこれに便乗して「独島タイムラインキャンペーン」をおこなった。
いま現在もしているかも。
日本のコンビニはハロウィン・キャンペーンをしているけど、お隣さんは愛国心に訴える企画をよくやる。
CUは独島タイムラインで「日本の誤った主張」を糾弾するらしい。
まーいつのも韓国社会だ。
このことは前回の記事をプリーズ。
こんな感じで韓国では、反日愛国パフォーマンスは人々の注目を浴びるためによく行われている。
「独島の日」というビッグウェーブにはこの人も乗っかった。
日本のウィキペディアで、
「韓国の反日活動家」
「誠信女子大学校客員教授」
「自称・他称 広報専門家」
「ネパ社から横領罪容疑で告訴されている」
と紹介されている徐 敬徳(ソ・ギョンドク)さん。
多様な肩書と経歴の持ち主だから、何をやっている人なのかよく分からない。
でも、一言でいったらトラブルメーカーっすよ。
「問題に ならないことを 問題に」という句を詠んだことでも知られている(ウソ)。
でもこの人はいろいろなことを問題視して、問題化することに成功している。
そうやって、日本と韓国の間に争いや対立をもたらすから困ってしまう。
これからも絶対に何かやらかす。
それにこの人の言動を通して、韓国人の価値観や考え方が見えてくる。
ということで、今回はこのユニークな人物について知っていこう。
今年6月、徐教授が日本で大きな注目と壮大な非難を浴びた。
「日本航空で“戦犯旗デザイン”が使われていた!」と公開批判をしたから。
下の機内食の容器が徐教授的には「戦犯旗(旭日旗)」になる。
この容器によって韓国人の感情が傷つけられた、とジャルに謝罪を要求した。
韓国に眼科はないの?
これが全国紙のトップニュースになるのが韓国という国。
どうでもいいことを大問題にして、日韓関係に亀裂をもたらすのが徐教授という人。
でもそれを支持するのは韓国国民だ。
愛国心から日本に抗議して、領土や歴史についての韓流知識を教えると、韓国では戦士のようにたたえられる。
「韓国では英雄でも日本ではテロリスト」と、日韓で評価が正反対になる安重根を連想させる。
面白いのはこれに対する中国人の反応だ。
「これが旭日旗と何の関係があるんだ?」
「大げさに騒ぎ過ぎでは?」
「マジでちょっとこじつけっぽい」
「韓国人って中国人より反日だな」
「敏感すぎるだろう。こんなことしていたら、太陽の光を浴びることまでボイコットするんじゃないか」
このコメントは下のレコードチャイナの記事(2018年6月7日)から。
JAL機内食に「旭日旗」問題、韓国教授が「修正しなければボイコットだ」と息巻く
韓国の反日には、中国人でもついていけないときがある。
そういうときは日本人の感覚に近い。
日本でもハッシュタグがつくられるほどの有名人。
こんな愛国戦死が、おっとすまない、愛国戦士が「独島の日」を前に、座して死を待つはずがない。
徐教授は日本の宮腰大臣(内閣府特命担当大臣:沖縄及び北方対策、海洋政策、消費者及び食品安全、少子化対策)にこんなファンレターを送った。
中央日報の記事(2018年10月25日15)から。
「どうか独島について正確な事実を知っていただきたいと思います。日本語の資料を送りますので、ぜひ勉強を少ししてください」。(中略)こうした内容の手紙と鬱陵島(ウルルンド)から撮影した独島の写真などを郵便で送ったと25日、明らかにした。
「竹島は日本領土」妄言の日本閣僚に徐教授「少し勉強を」
haha,funny.
そして宮腰大臣に「二度と公式的な席で嘘をつかないでほしい」と訴えた。
ハハ、ワロス。
日本ではワロスなんだけど、韓国ではこれに拍手喝采が送られる。
国民感情や価値観に合っているから。
じゃなかったら、全国紙で紹介されることはないっす。
こんなことでチヤホヤされているうちは、この人が行動を変えることはない。
つーことで、絶対にまた何かやらかす。
でもせっかくの機会だから、「独島の日」のビッグウェーブに乗っかろうと思う。
外務省ホームページにあるこの地図の「李承晩ライン」って知ってますか?
韓国が竹島を不法占拠している、という日本政府の根拠がこの李承晩ラインだ。
これは高校の日本史でもならうことだから、おぼえておこう。
李承晩ライン
1952年1月、李承晩大統領が韓国の主権範囲として示した水域ライン。
「日本史用語集 山川出版」
これが国際法違反なんだけど、それを主張することは、韓国では国内情緒法違反になる。
こちらもどうぞ。
2月22日は竹島の日です!1分30秒で問題の基礎を知りませんか?
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