日本の伝統文化「折り鶴」。
むかし海外旅行に和紙を持って行って、出会った外国人に折り鶴を作ってわたすというポエムなことをしていた。
鶴は日本のシンボルで、日本航空のロゴにもなっている。
それを指摘すると「ああ、あれか」という外国人も多い。
長寿でめでたい鶴は、日本人の情緒も表しているのだ。
古くより日本人の気高い精神性やきめ細やかな情緒を表現したもので、日本が世界に誇れるJAPANブランドの源泉と考えています。
こんな話をして折り鶴をわたすと、外国人はけっこう感激してくれる。
こんな鶴を千羽折ると、千羽鶴になる。
*きっかり1000でなくてもいい。要は気持ちですよ。
いまの日本では祝福、幸福の祈願、お見舞いのときなどに千羽鶴を作る。
災害の被災者に贈る場合もある。
千羽鶴は日本人の情緒と文化をブレンドしたものだ。
それに感動した海外のスター選手がいる。
プレミアリーグの名門リバプールで活躍しているチェンバレン選手だ。
チェンバレン選手はイングランドの代表選手でもある。
今年4月に行われた試合で膝を負傷したチェンバレン選手はいま、病院でリハビリの真っ最中。
そんなとき、日本からサプライズが届いた。
日本のファンがチェンバレン選手のために、夜なべをしてせっせとセーターを編んでいたのだ。
ということはなく、折り鶴を作っていた。
最近、それが届けられた。
時間をかけて作ってくれた日本のファンに、「心からのありがとう」を言っている。
さらに、このプレゼントには「blow my mind(仰天・驚がくした)」とある。
「Arigatōgozaimashita 」というサービスもあり。
このインスタによって、さらなる日本人ファンの拡大が予想される。
この投稿へのコメントを見ても、いろいろな外国人が折り鶴に感激している。
This is amazing, I hope you treasure it
これはすごいね。大事にしてほしい。
what a really nice thing to do.
本当に素晴らしいことをしてくれた。
Omg this is beautiful
・オーマイガー。これは素晴らしい。
Wow you need to get this framed up.. such a beautiful thing to be given
ワオ。これはフレーム(額)に入れなきゃ。なんて素晴らしい贈り物だ。
Amazing best fans in the world
・世界最高のファンだね。
Massive respect to the great people of Japan
日本の素晴らしい人たちに最大の敬意を送るよ。
他にも、「こちらこそありがとう」「心温まるプレゼントだね」といったコメントがある。
たしかに、心のこもった折り鶴は「beautiful」だ。
それはそうなんだけど、時にはそれが迷惑にもなる。
折り鶴には善意が込められているから。
次回、そのことを書いていきます。
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