「感じたから事実!日本は謝れ」の韓国に、防衛省もギブアップ

 

レーダー照射問題について、防衛省はついに韓国との話し合いをあきらめた。
防衛省ホームページには、「本件事案に関する協議を韓国側と続けていくことはもはや困難であると判断いたします」とギブアップ宣言がある。

でも、それもあたりまえ。
「日本には絶対謝罪しない」という結論が先にあって、それに合う情報しか受け入れない韓国と協議を続けても意味がない。

それはそうと、防衛省がホームページに公開した文章を読んでいて、韓国のあきれた実態がまたひとつ明らかになった。
これから、そのことを書いていこうと思う。

 

今回の問題のポイントは、「韓国側が自衛隊機に射撃用レーダーを照射したかどうか?」ということ。
はじめはそれを認めていた韓国は、途中で「レーダー照射はなかった」と説明を一転させる。
そして、「自衛隊機が危険な低空飛行をした」と論点をすり替えて、日本に謝罪を要求してきた。
この“逆ギレ反応”は、韓国側が事実に追い詰められた証拠でもある。

日本に対して防戦一方だった韓国政府に、国内では不満がたまっていた。
それで、「危険行為をしたのは、じつは日本だった」という説にメディアが飛びつく。
そして一部は悪ノリをはじめる。

時事通信の記事(2018年12月31日)を見てほしい。

「『神風』連想させる」=哨戒機の低空飛行批判-韓国紙

「神風」とは、第二次世界大戦中に日本軍が米軍におこなった自爆攻撃のこと。
韓国メディアは悪意をもって、それを今回の件に重ねている。
欧米ではイスラーム過激派によるテロを「カミカゼ」と言うことがある。
だから国際的に、神風の印象は良いものではない。

このときユーチューブのコメント欄には、韓国人がよくこんな書き込みをしていた。

Is Japan going to do Kamikaze again?
「日本はまたカミカゼをしようとしてるのか?」

日本人が見たら「アホか」ですむけど、欧米人がこれを見たらどう思うか?
こういう印象操作に引っかかる人は多いかもしれない。

 

「自衛隊機が低空で脅威飛行した」という韓国の主張に、防衛省は当然、納得がいかない。
防衛省ホームページには、それへの反論がのっている。

自衛隊機は、国際民間航空条約や国航空法にしたがって安全に飛行していた。
法にもとづいた行動で、韓国の駆逐艦に脅威を与えるような飛行は一切していない。
ちなみに、米軍やNATOも同じ基準で飛行しているという。

それに今回と同じような飛行は、3回(4月27日、4月28日、8月23日)おこなったことがあるけれど、そのときは、韓国側から「危険な低空飛行」という問題提起を受けていない。
つまり韓国は、今回に限って文句を言ってきたわけだ。

防衛省は実務者協議の場で韓国側に、「脅威的な低空飛行」の客観的根拠を提示するよう求めた。

その返事がホームページに書いてある。

韓国側からは、そのようなものは示されず、逆に「脅威を受けた者が、脅威と感じれば、それは脅威である」などの全く客観性に欠ける回答を繰り返しています。

火器管制レーダーの照射について

 

「こちらがそう感じたから、それは事実だ。だから日本は謝罪しろ」と主張する国が隣国なんて、なんという罰ゲーム。
この韓国理論でいくと、「神風攻撃」も事実になってしまう。
心象が根拠になるなら、もう言った者勝ちの世界だ。
韓国とは、そういう「回答」をくり返す国らしい。

こういう韓国側の対応に絶望した防衛省は、「韓国側の主張は、客観的根拠に基づいていない説得力を欠いたものであり」と判断して、これ以上の話し合いをあきらめた。
でも、それで正解。
いまの韓国と話し合うということは、時間を盗まれることと同じ。
本当に時間のムダ。

防衛省のみなさん、これまでお疲れ様でした。
これからは政治家の仕事です。

 

 

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2 件のコメント

  • 防衛省が話し合いを諦めたというのは、韓国側の思うつぼなような気がしてなりません。
    『日本人がこのことを忘れ、問題が騒がれなくなる → 韓国政府やネット民が韓国側の主張を大々的に普及するようになる → 外国人が韓国の主張をそのまま信じる』
    このようにならないことを願っています。

  • 日本としては不本意だと思いますよ。
    事実を認めさせて再発防止を約束させたかったでしょうし。
    でも、相手は韓国です。
    事実を認めませんし、あり得ないようなことを一方的に言い出してきます。
    協議しても溝は埋まらないでしょう。
    改めて記事にするつもりですが、海外では韓国の主張が通っているような気がして心配です。

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    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。