やっぱり韓国:関係最悪でも手放せない日本への「反省・謝罪」

 

最近、スーパーで「令和パッケージ」のキットカットを見た。
中身はそのままで、令和の文字をのせた「おめでた仕様」。
日本のお菓子ではこんなことがよくある。
新商品の開発は時間もお金もかかるから、簡単にはできない。
それで受験や新茶などのシーズン、クリスマスやハロウィンなんかのイベントがあると、お菓子のデザインだけを新しくする。
これをするだけでも、雰囲気や気分が変わる。

 

 

中身はそのままでパッケージだけを変えるというのは、お菓子ならそれでいい。
でも外交政策でそんなことをしてどうするのか?
彼らは本気なのか?

日本との関係悪化で悩む韓国がよくそんなことをする。
反日的言動は継続するけど、韓日関係は改善したい。
それで見た目だけを変える。
たとえば、令和時代になったから「ニューパートナーシップ」と名称だけ新しくする。

中央日報の記事(2019年05月21日)

韓国元国家情報院長「韓日関係、最悪…令和時代の『ニューパートナーシップ』必要」

イ・ジョンチャンという元国家情報院長が「新北東アジアの情勢の中の望ましい韓日関係」という講演会で、韓国と日本はこれから「令和時代を迎えて『ニューパートナーシップ』を模索しなければならない」と強調した。
その意気は良し。
「日本との緊張の雰囲気を解消することが国益に役に立つ」というのもそのとおり。

でも、大事なのはそのための方法だ。
日本との緊張や対立をなくすために韓国はどうするのか?
それについてイ氏は、慰安婦問題と徴用工問題がいま一番大きな障害になっていると指摘してこう提案する。

「2つの障害物を乗り越えなければ、永遠に止まっているしかない」
「まず障害物を他の道へ、すなわち『ツートラック』でいく必要がある」

出ました韓国の好物「ツートラック戦略」。やっぱりこれか。
慰安婦問題と徴用工問題があるために韓日関係は前進しない。
それは正しいのだけど、その問題を解決するには韓国が日本との約束を守るしかない。
慰安婦合意や日韓請求権協定で韓国側は「最終的な解決」を確認したのに、いまになってその約束をひっくり返す。
だから日本は心底、韓国を信用できなくなっていまの韓日関係がある。
「2つの障害物を乗り越えなければ、永遠に止まっているしかない」と思うのなら、韓国は自分の言ったことを守らないといけない。

でも、それはやりたくない。
そうすると国民や政権支持層からそっぽを向かれるから、国内の反日には手をつけずそのまま放置する。
でもそれでは日本との関係構築は困難だ。
だから、反日と日本との関係改善をめざす「ツートラック」でいく。
慰安婦問題と徴用工問題では日本に反省や謝罪を求めるけど、日本からの経済支援(通貨スワップ協定など)も同時に求めていく。
韓国は数年前から、ずっとこんなことを言っている。

 

結局、変わっていない。
変われない。
令和時代を迎えて「これからはニューパートナーシップだ」と言いながら、中身はツートラックのまま。
反日と協力を両立させるツートラックは日本の受けが相当悪い。
韓国に都合が良すぎる内容だから、日本の反感を買ってまったく成功していない。
言葉だけで中身を変えないから、これで前進するわけがない。

日本のネットを見てもそんな反応だ。

・まだツートラックとか夢見てんのか
・ニューなんてありません
引き継ぎますので
・言葉だけ新しくしてもなぁ
・どうせまた反故にするんだから無理
・日本以外の「ニューパートナー」を探したら?
・令和時代とか関係あらへんやん
・ツートラックの両方とも行き止まりだから

これでダメなら次はスリートラックか?

 

 

「目からウロコが落ちる」とか「オナニー」とか、日本語にはキリスト教の聖書に由来する言葉がいくつかある。
「新しい酒は新しい革袋に盛れ」ということわざもそのひとつ。

「新しいぶどう酒を古い革袋に入れてはいけない。そんなことをすれば、革袋もぶどう酒もだめになってしまう。新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ」といったことをイエス=キリストはおっしゃった。

新しい酒とは新しい価値観や考え方のことで、それを表現するには今までとは違うやり方でするべきだ、といった意味になる。

最悪の韓日関係を改善したいと思うのは当然だ。
そのために令和時代の「ニューパートナーシップ」が必要なのもわかる。
でも、言ってることがいつものツートラックではガッカリだ。
韓国はどうしても日本への「反省・謝罪」を手放せないらしい。
新商品や新しいぶどう酒を用意しないと、「永遠に止まっているしかない」のに。

 

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。