-
インド人と米国人が感じた「日本の街らしい光景」がいまピンチ?
数年前、旅行で日本にやって来たインド人と話をしていると、彼は日本の街について印象的だったことが2つあるという。 まず1つ目は、路上にゴミはなく、建物の落書きも少ないので、街全体がとてもきれいに見えるということ。この感想は訪日外国人の鉄板だ... -
日本のたい焼き:形の理由や海外での進化、韓国での究極進化「う◯ちパン」
10年ほど前、アメリカ人を助手席に乗せて市内を車で走っていたとき、彼女がたい焼きの大ファンだと言って、ちょうど「たい焼き研究所」があったから、そこに寄って専門店の味を試してみることにした。そこで食べたたい焼きは期待通りの味で、彼女は大満... -
【敵は北方から】古代から近代まで、朝鮮半島が“日本の生命線”だった理由
4月17日、「ヨイナ」の日。日本の歴史ではこんなことがあった。 ・667年のこの日、天智天皇が飛鳥から近江大津宮(おうみおおつのみや)へ都を移した。 ・1895年、伊藤博文と李鴻章が話し合い、講和条約である下関条約が結ばれた。 時代も人物も... -
反日・反米感情、そして愛国心が高まる中国で最大の被害者は中国人民
2012年、中国で対日暴風雨が発生した。 尖閣諸島の領有権をめぐって大規模な反日活動が発生し、一部のデモ隊が暴徒となり、日系企業の店舗や工場が破壊されたり、商品が略奪されたりして大きな打撃を受けた。(2012年の中国における反日活動) その翌... -
被害者感情 vs 客観的な根拠 日韓で歴史対立が終わらないわけ
昨年、国連で日本と北朝鮮の代表が、日本統治時代の歴史をめぐって言い争いをした。 女性の人権問題をテーマにした会議で、北朝鮮側は20万人もの朝鮮の女性や少女が日本軍の性奴隷にされたと発言し、日本の謝罪と補償を求めると、日本側はすぐに「北朝鮮... -
【パレスチナ問題】イスラム教徒の怒り・イスラエルの絶対に退けない理由
「世界で最も解決が困難な外交問題」と数十年前から言われ続け、状況は好転するどころか、むしろ破滅に向かっているのがパレスチナ問題。 2024年10月、パレスチナのイスラム組織ハマスがイスラエルに奇襲攻撃を仕掛け、1000人以上の市民を殺害し... -
【日中逆転】“冥土インチャイナ”も今は昔 日本を追い越す中国メーカー
ボクが初めて中国に行ったのは1990年代で、旅行中に何度も感じたことは「安かろう、悪かろう」だった。意味のない買い物を何度もさせられた。 たとえば爪切り。商店で爪切りを買って、宿に戻ってから爪を切ろうとしたら、刃は爪に食い込むだけで、切断... -
【日本の食文化】ドイツ人がハンバーグ&バウムクーヘンで感じたことは?
ネットを見ていたら、あるメディアに日本を旅行で訪れたドイツ人女性の感想が載っていた。 日本では路上にゴミが落ちてなく、街がとてもきれいだし、日本人はきちんと列に並んで、後ろから押す人なんていない。そのドイツ人はそんなことに感動したり、ドイ... -
日本とイギリスの違い なんで平安貴族は軍を率いて戦わなかったのか?
日本とイギリスの歴史には、4月14日にこんな出来事があった。 平安時代の969年、醍醐天皇の皇子で左大臣だった源高明(みなもとのたかあきら)が密告によって九州の大宰府に左遷された(安和の変)。藤原氏はこれで政敵を追放することに成功し、朝廷... -
世界で最も成功した文化外交 アメリカで日本の桜はどんな感じ?
隣国さんは良くも悪くも日本強い関心を持っているから、韓国メディアには日本に関わる記事やコラムがよく掲載される。それを読むと、日本人のボクが日本について知ることも多くて参考になる。 最近の例として、朝鮮日報の記事を読むと、アメリカ社会におけ...