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ガンディーの「非暴力・不服従運動(サティヤーグラハ)」 イギリスからのインド独立②
以下は、ガンディーの著書「真の独立への道(岩波新書)」を参照しました。 まず、ガンディーは、どういうときに、その「サティヤーグラハ(非暴力・不服従運動)」を使うのか? 「あることが気に入らず、それをしないときに、私はサッティーヤグラ... -
ガンジーの「非暴力・不服従運動(サティヤーグラハ)」って、何ですか?①
これまで、同じことでも国によって価値観は違うから、その見方も異なってくるということを書いてきた。 しかし、国の価値観の違いを超えて、多くの人の支持を集める価値観や行動もある。 それが、インドをイギリス支配から解放したガンディーのやり... -
「アジアの光」日本② アジアの歴史教科書から見た日露戦争
はじめの一言 マレーシアの第4代首相マハティール氏はこう話した。 「それまでは、ヨーロッパは無敵であり、反抗不可能なものと認識されていた。彼らは途方もなく強く、優秀で、賢かった。われわれは、空に太陽と月と星が存在するかぎりは、イギリ... -
日本という「アジアの光」①~19世紀のアジア・インド大反乱と太平天国の乱~
この記事では19世紀後半のインドと中国の様子を書いて、次回、日本の動きを書いていきたい。 よろしくお願いします。 昔からインドにカレーはあったけれど、「タンドリー・チキン」はそうではない。元はインド料理でもなかった。 そんなことにつ... -
平和について、語っていいですか?
平和について思うところを書かせてほしい。 チョットえらそうに。 去年、日本では安全保障関連法(安保法)が成立しました。 マスコミでもさんざん取り上げられたこの出来事は、日本の今後にとって、歴史的な変換期になりそうです。 というわけで今... -
恐怖の中の平和・核の抑止論・核軍縮 ~平和について④~
このキューバ危機のころから、「核の抑止(よくし)論」という考えが世界で唱えられるようになった。 核兵器が国家の安全を保障する究極の兵器であると信じられていて、しかも、それを代変する兵器がないということです。冷戦時代、核兵器国間の平... -
平和について③キューバ危機とデタント・核戦争と核軍縮
「核兵器をもつことが、相手に戦争を思いとどまらせる抑止(よくし)力になる」というインド人の言葉で思い浮かんだのが1962年におきた「キューバ危機」。 「核の抑止論」という考えが世界に広まったのは、アメリカ・ソ連が戦争寸前になるまで... -
インド人「戦争はしてはならない。だから核兵器は必要なんだ」~平和について②~
それで、実際に何人かのインド人に話を聞いてみたところ、核兵器についての考え方は、日本とまったく同じことであり、同時に、まったく違うことであることを知った。 日本の核兵器についての考え方は、第60回国連総会で示された「核兵器の全... -
世界で日本とインドだけが行うこと・原爆犠牲者への黙とう~平和について①~
はじめの一言 「日本人は私がこれまで会った中で、もっとも好感のもてる国民で、日本は貧しさや物乞いのまったくない唯一の国です(オリファント 幕末)」 「逝きし日の面影 渡辺 京二」 インドを旅したからといって、人生が変わる... -
インドで変わってしまった人
はじめの言葉 「それはいけません。あんな所へは仏様か菩薩でなければ行けやしません。あなたもそういうお方か知りません。あすこへは昔から一人か二人しか行った者がないという話です。恐ろしい所だそうですから行けば必ず死んでしまいます。そう...