-
バングラデシュ人が日本で感じたこと 性格の違いや共通点、驚いたことなど
ベンガル人の詩人で思想家のタゴールは1913年、アジア人として初めてノーベル賞(ノーベル文学賞)を受賞した。タゴールは5回も来日したことがあり、日本人と接して次のように感じた。 「かつてこの国におけるほど、人間らしいものの存在をはっきり感... -
シャカはルンビニで生まれたが、ブッダと仏教はガヤで誕生した
浜松市民の1人として、市のマスコットキャラ「家康くん」を気に入っているけれど、岡崎市民の反応が少し気になる。 徳川家康は29歳から17年間、浜松城に住んでいた。曳馬(ひくま)という地名が「馬を引く(=敗北)」に通じ、縁起が悪いということで... -
在日米国人の話 ある有名俳優の死・鬼とオーガ・pokeって?
アメリカのトランプ大統領が日本に対して24%の関税を課すと表明して、いま日本の経済界は震え上がっている。でも、石破首相はキッパリと「極めて遺憾だ」と言ってイカン砲をぶっ放したから、きっともう安心だ。 さて、最近、日本に10年以上住んでいるア... -
中国人から聞いた話 日本語の難しいところ・日本がパラダイスに感じる食材
新疆(しんきょう)ウイグル自治区は中国の最も西にあって、キルギスやタジキスタンなど中央アジアの国々と接している。日本人がイメージするシルクロードの自然や都市、文化はこのあたりのものが多い。 新疆にはたくさんのウイグル族が住んでいて、漢民族... -
日本の桜は「文化侵略」の象徴、韓国産の桜に植え替えよう
桜はいつから日本のシンボルになったのか? 個人的には、それは平安時代だと考えている。京都御所にある紫宸殿の庭にあった梅が桜に替えられて、現在の「左近の桜・右近の橘」が登場した。古代の日本人は中国をマネて、御所の庭に中国人が好だった梅を植え... -
【最新版】東南アジアにとって、日本が“最も信頼できる国”の理由
いま東南アジアの人たちは日本についてどう思っているのか? 先日、シンガポールの国営シンクタンク、ISEAS-ユソフ・イシャク研究所が発表した調査結果によると、東南アジアの人たちは日本を「最も信頼する国」と考えていることが判明した。 日本への信頼... -
タイの歴史にいた「運命のふたり」 タークシンとラーマ1世
歴史には、「運命のふたり」と呼ぶべき特別な関係の人たちがいる。 日本史でいうなら、源頼朝・義経兄弟だ。義経は兄のために平家と戦ったが、最期は兄によって自害に追い込まれた。 イギリス史には、国王ヘンリー8世を父に持つメアリーとエリザベスの姉... -
日本史の常識は世界史の非常識 京都御所の壁が低いワケ
日本人のキャラを表す言葉には「和をもって貴しとなす」や「出る杭は打たれる」がある。日本人は協調性を大切にし、他人と違った言動はあまりしないはずなのに、好きな歴史上の人物のアンケートをすると、必ずと言っていいほど織田信長が上位にランクイン... -
【思いやり】明治時代と令和のアメリカ人が感じた日本人の特性
明治時代、日本政府はたくさんの西洋人を雇い、日本人は欧米の進んだ学問や制度、文化などを吸収していた。日本へ来た外国人は、最初は「日本人にすべてを教えてやろう」と考えていたが、数か月もすると次のようなことに気づき始めた。 「驚くことには、ま... -
韓国の闇歴史「済州4・3事件」と犠牲者を慰霊する日本人
4月3日は1948年に、戦後韓国の最大級の闇歴史である済州島四・三事件が始まった日だ。 1945年に日本がアメリカに降伏したことで、1910年から続いた朝鮮統治は終わりを迎えた。その後、朝鮮半島は38度線を境に北はソ連軍、南はアメリカ軍に...