アメリカ人に向かって発言し、成功/失敗した日本の政治家
日本でいえば幕末、薩摩藩士がイギリス人を斬り殺して、後に薩英戦争に発展する「生麦事件」が起きた1862年、アメリカではリンカン大統領が奴隷解放宣言を出した。 奴隷解放はヨカッタ…
日本でいえば幕末、薩摩藩士がイギリス人を斬り殺して、後に薩英戦争に発展する「生麦事件」が起きた1862年、アメリカではリンカン大統領が奴隷解放宣言を出した。 奴隷解放はヨカッタ…
過去の歴史を動かすことはできなくても、歴史教科書の内容や表記はよく変わる。 たとえば最近の日本の教科書では、アメリカの第16代大統領をリンカーンではなくて「リンカン」と書いてあ…
ワーキングホリデーで韓国からやってきて、東京に1年間住んだ後、いまはソウルで日本語を活かした仕事をしている知人の女性がいる。 2019年の春ごろ、その韓国人から「ことしの夏、久…
ビールの国からやってきたドイツ人と、アルコールを飲めないイスラム教徒のインドネシア人と会った。 日本のあちこちを旅行した彼らは、都会でも立ち止まって道を教えてくれたり、場所が分…
ドイツといえばジャガイモ大国で、その日本語の由来となった地名(ジャカルタ)があるのはインドネシア。 そんなドイツとインドネシアからやってきた留学生と会って、旅行好の彼らに話を聞…
きのうの記事で、1624年にいまの長崎県で生まれた中国の英雄・鄭成功について書いた。 【反清復明】敵対する中国と台湾が、鄭成功を尊敬する理由 そしてチョット前に「京都」の由来を…
日本としては想像したくないけれど、でも現実的に備えないといけない事態がこれだ。 NHKニュース(2023年2月3日) CIA長官 “2027年までに台湾侵攻の準備を 中国 習主…
明治時代にアメリカからモースという男がやってきて、東京帝国大学(いまの東京大学)で教授を務めていた。 大森貝塚を発掘したことでも有名な彼は、東京の街をブラブラ歩いてこんな経験を…
夏の京都を旅行すると、こんな浴衣姿の観光客をよく見る。 やっぱり日本の伝統衣装は古都の風情によく合う。 それにSNSにも映えるから、外国人もよくこん…
韓国で「英雄」というと李舜臣と安重根のツートップがいる。 どっちも日本と関係していて、この2人の偉大さやカッコよさを最高に引き出す敵役として、日本が利用されることが多い。 李舜…
2月下旬になって寒さのピークを越えて、「それは良いニュースだ!」と知人のナイジェリア人に希望が見えたころ、浜松では河津桜が咲きはじめた。 だもんで彼とバングラデシュ、トルコ、ド…
「貴様には死すら生ぬるい!」 中国でそんなふうに罵倒されている人物に、南宋の秦檜(しんかい)がいる。 彼が何をしたかは前回の記事を見てもらうとして、今回は秦檜とは内容や程度は違…
「貴様には死すら生ぬるい!」 そんなケンシロウ的な発想は世界に広くあって、死んでも生前の“悪行”は許されず、もうこの世にはいないのに罰を受けた有名な人物がいる。 今回は中国の歴…
『遠野物語』で有名な民族学者の柳田 國男(くにお)が明治時代、愛知県の伊良湖岬にいたとき、椰子が流れ着いているのを見つけた。 それを詩人で作家の島崎藤村(どっちも当時は大学生)…
日本視点で韓国と台湾を眺めると、同じ過去があるのに現在がまるで違うとよく思う。 まず両者には、こんな歴史の共通点がある。 ・日清戦争の後から太平洋戦争に負けるまでの間(1895…
「日本の常識は世界の非常識だ」なんてことを言う日本人がたまにいる。 たしかに大陸にある国と比べれば、島国の日本は昔から外部の人との交流が少なかったし、「鎖国」なんてこともできち…