いま日韓関係がとんでもないことになっている。
去年10月、韓国軍は海上自衛隊に旭日旗を降ろすよう要求してきて、さらに韓国の最高裁判所は日本企業に賠償命令を下しやがりました。
11月、韓国政府は慰安婦財団の解散を発表。
12月には、韓国海軍の駆逐艦が自衛隊機に射撃用レーダーを照射した。
これで日韓関係はいま絶望的だ。
でも、すべての問題は韓国で生まれているのだけど。
好き放題の韓国に、日本でも怒りのボルテージが上がってくる。
ここ最近の日韓の新聞で、こんな言葉を見た。
・1965年の国交正常化以来、最悪の関係
・韓日関係が視界ゼロ状態だ
・最悪の韓日関係が奈落に落ちている
この表現はすべて正解。
いまの日韓関係はここ数十年で最低最悪だ。
日韓関係は凍え切っているのだけど、観光業界はわりと熱い。
こんな朝鮮日報の記事(2019/01/28)を読むと、何が奈落に落ちているのか分からなくなる。
関係は最悪でも来韓日本人は27%増、訪日韓国人は過去最高
日韓の政府の距離は離れる一方だけど、国民は互いの国をよく旅行している。
2018年に韓国を訪れた日本人観光客は約300万人。
これは前年を27.6%上回り、2009年以降で最大の伸びだという。
一方、日本を訪れた韓国人観光客は約750万人で過去最高を記録した。
「いやいや、それはレーダー照射問題の前のことでしょ」と思ってしまうのだけど、いまでも韓国を訪れる日本人は増えている。
だから韓国の免税店は笑いが止まらない。
今年に入ってから、ロッテ免税店明洞店での日本人観光客の売り上げは、前年同期比で30%増えた。
新世界免税店明洞店でも53%増だ。
韓日関係は視界良好じゃないか。
仲は最悪なのに、なんで観光客は増えているのか?
日本人観光客が増えた理由には、日本の景気が回復してきて海外旅行に行く人が増えたことが挙げられる。
さらに最近は北朝鮮によるミサイル発射がなくなった。
南北が友好的なムードになっているから、韓国に対する不安も消えた。
こんな理由で韓国を訪れる日本人は増えているという。
韓国人が日本への旅行を選ぶ理由をみると、やっぱり円安の影響が大きい。
このおかげで、旅行費用を抑えることができる。
前に韓国紙で、「国内でぼったくられるより、日本に行った方がはるかにマシ」という韓国人の言葉を見たことがある。
初詣に行くとお寺の境内に、韓流グルメの屋台があった。
ハングル文字の看板に大勢の人が並んでいるのを見ると、「悪化一辺倒の韓日関係」とかいう言葉にまったく重みがなくなる。
「国交正常化以来、最悪の関係」といっても、しょせんはこの程度。
なんだかんだ言って、日本と韓国のキズナは強かった。
そう言えば、シェイクスピアがこんなことを言っていたゾ。
The worst is not, So long as we can say, ‘This is the worst.’
「これが最悪だ」なんて言えるうちは、まだ最悪ではない。
政治的には、いまの日韓関係は最低最悪であることは間違いない。
でも、庶民感覚ではまだ大丈夫。
こういうところで、韓国側は事態を軽く考えているのでは?
そろそろ韓国への制裁を言葉から行動に移してもいいころだ。
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