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【忠実で無敵】ローマ教皇を守るバチカンのスイス衛兵
1月22日は、1506年に 150人のスイス傭兵がローマ教皇ユリウス2世に招かれ、教皇領に到着した日。この時から「バチカンのスイス衛兵」の栄光の歴史が始まった。 現在、彼らは世界最古の軍隊のひとつであり、世界最小の軍隊とも呼ばれている。 スイ... -
日本とほかの先進国では、冬の寒さが「逆転」する理由
日本で「ダイカン」と言えば、一般的には偉大な隣国のことを指すけれど、冬について言えば二十四節気の一つで寒さが最も厳しくなるころを指す。今はその大寒の真っ最中だ(2025年は1月20日~2月2日)。 この時期になると、SNSには全国各地で凍っ... -
戦前・戦後の不敬事件 内村鑑三の行為とカニの横ばい拒否
戦後の日本で無くなった「ふけい」は2つある。 まず、天皇に対する無礼な行為を犯罪行為と見なす不敬罪は、戦後直後の1947年(昭和22年)に廃止された。また、昭和時代に使われていた「父兄」という言葉は、母親を軽視しているといった批判をうけ... -
【敵が友に】中国の国共合作と日本の薩長同盟の共通点
怒りや憎悪の感情はとても強力だから、「嫌いな人の悪口」はぶっちゃけ盛り上がる。だから、好きではない相手でも、共通して大嫌いな人物がいる場合はタッグを組むことができる。 中国と日本でもそんな出来事があって、それぞれの歴史を動かした。 ... -
インドネシア人 世界でもっとも怠惰&怒らない人たち
先日、花王が英国発の高級ブランド「Molton Brown(モルトンブラウン)」の旗艦店を、インドネシア第2の都市スラバヤで開業した。 「失われた30年」と呼ばれる低迷期を迎えている日本経済とは対照的に、インドネシアの経済成長はうらやましいほど... -
「世界最悪」から一転、インド人が日本の冬空で感動したわけ
日本で寒さがホンキを出し始めるころ、1月19日の記念日は「いい空気の日」だ。 夏の空気には水蒸気がたくさん含まれているから、霧が発生しているように景色がぼんやりと見え、さらに水蒸気がほこりと結びつくことで、視界はさらにかすんでしまう... -
意外と長い? 日本のお正月、欧米のクリスマス期間
年が明けてから、ジョージア州に住んでいるアメリカ人と話をしたので、今回は「正月とクリスマスの期間」をテーマに書いていこう。 ーー日本の年末はわりと忙しくて、文字通り「心が亡くなる」というレベル。12月25日にクリスマスツリーを片... -
ポーランドの歴史 日本にはなかった苦難の連続
1月17日は、日本では 1400年に応永の乱が終わった日で、ポーランドでは 1945年にソ連軍がドイツに占領されていた首都ワルシャワを解放した日。 ということで、今回は日本とポーランドの歴史の違いについて書いていこう。 日本は四方八方を海に囲ま... -
韓国メディアの日本報道で、日本にいる韓国人が「ごめん…」
今は帰国しているけれど、数年前まで日本で働いていて、日本語がペラペラな韓国人(20代の男性)と話をしていた時、彼がこんなことを言った。 「日本と韓国のメディアの報道を比べると、韓国では配慮に欠けているから、日本に“申し訳ないな”という... -
「U.K」誕生の歴史 イギリス人が“イギリス”に驚いたわけ
友人のイギリス人に言わせると、日本語を学んでいるとビックリすることがたくさんある。そのうちの一つは、日本では自分たちの国が「イギリス」と呼ばれていること。彼女はそれを知って、「イギリスって何? どうしてそんな国名になったのよ?」と...