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死んでも許さん! 死体でも“処刑”された英国のクロムウェル
「貴様には死すら生ぬるい!」 中国でそんなふうに罵倒されている人物に、南宋の秦檜(しんかい)がいる。 彼が何をしたかは前回の記事を見てもらうとして、今回は秦檜とは内容や程度は違うけれど、死んでも許されずに晒(さら)しものになった英国... -
死んでも許さん! 中国最高レベルの売国奴・秦檜のいま
「貴様には死すら生ぬるい!」 そんなケンシロウ的な発想は世界に広くあって、死んでも生前の“悪行”は許されず、もうこの世にはいないのに罰を受けた有名な人物がいる。 今回は中国の歴史から、次回は英国の歴史から1人ずつピックアップして紹介し... -
神のプレゼント、虚舟、宇宙船… 漂着物で日本人が想像したこと
『遠野物語』で有名な民族学者の柳田 國男(くにお)が明治時代、愛知県の伊良湖岬にいたとき、椰子が流れ着いているのを見つけた。 それを詩人で作家の島崎藤村(どっちも当時は大学生)に話す。 「このまえ伊良湖岬に行ったら、海岸で椰子の実を... -
「日本統治」は同じでも、韓国・台湾で違う日本への見方
日本視点で韓国と台湾を眺めると、同じ過去があるのに現在がまるで違うとよく思う。 まず両者には、こんな歴史の共通点がある。 ・日清戦争の後から太平洋戦争に負けるまでの間(1895~1945年)、日本は台湾を統治した。 ・朝鮮併合から敗戦までの... -
「日本人はやっぱりクレイジーだよ!」とドイツ人が思った動画
「日本の常識は世界の非常識だ」なんてことを言う日本人がたまにいる。 たしかに大陸にある国と比べれば、島国の日本は昔から外部の人との交流が少なかったし、「鎖国」なんてこともできちゃう特殊な環境にあったから、独自の発展をした部分も多い... -
人種差別に交流拒否、韓国の犬肉食に対する欧米人の嫌悪感
10年以上前に韓国を旅行したとき、宿にいた日本人旅行者から、 「いまから犬肉料理のレストランに行くんですけど、一緒に行きませんか?」 と声をかけられてドキッとした。 日本ではできな(くもな)い体験だから、チョット心が動いたけど、やっぱ... -
“1番のブス”と思ったら、中国・四大美人の1人だった王昭君
千年の都で、日本文化の中心地だった「京都」。 これは、言葉だけなら3世紀に生まれた中国語だ。 昔の中国では、全世界の統治者である皇帝は偉大な存在だったから、他人がその名前にある文字を使うことは禁止されていた。 この避諱(ひき)のルー... -
まるごとメキシコ! 歴史・文化・グルメ・差別意識について聞く
アニメがきっかけで日本が好きなって、いまは日本語を学んでいるメキシコ人(20代の女性)と話をしたから、今回はメキシコの歴史や文化や社会とか、この国についてまるごと紹介しようと思う。 まずは基本情のチェックから。 人口:約1億2,601万人... -
ジャンヌ・ダルクが処刑された理由は「女が男の服を着たから」
昭和と令和の大きな違いが「ジェンダーレス」。 いまの日本では男女の違いが無くなったわけではないけれど、その境はアイマイになっている。 学校がよく導入している“ジェンダーレス制服”はその象徴で、つい最近も東京の中学校で、スラックス or ス... -
バングラデシュ人の清水寺・金閣寺・伏見稲荷大社の感想は?
バングラデシュ人女性1人とカップルとボクの計4人でランチを食べていたとき、きょねん2022年に3人が別々の機会に京都へ旅行したというから、その話を聞いてみた。 だもんで今回は、そのとき彼ら(全員イスラム教徒)が訪れた清水寺・金閣寺・伏...