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日本人の知らない日本人 “松本虎太”に台湾人が感謝するワケ
日台関係と書いて「フォーエバー」と読む。と言っていいほど、最近の日本と台湾は仲良しだ。 その大きな理由は“台湾人の親日っぷり”で、日本を好きな人には日本人も好きになる。 知人の台湾人が最近SNSで、「台湾の現代化に欠かせなかった日本人」... -
ユダヤ人と京都旅行。ユダヤ教はいつ、どんなふうに始まった?
数年前に京都旅行をした時、イスラエルから来た2人のユダヤ人と宿で出会って、次の日に鞍馬寺を案内することになった。 ユダヤ教徒は日本のお寺でナニを思うのか? そんな好奇心を隠しつつ様子を見ていると、まず彼女たちは手水場で手に水をかけた... -
【偶像崇拝】図工に雪だるま、日本人とイスラム教徒の違い
つい最近、コロナ禍の”鎖国状態”が終わって、やっと外国人に日本旅行が解禁された。 それでSNSを見ると京都や東京で、「外国人観光客が戻ってきた!」という報告が多々ある。 インバウンドがほぼ絶滅し、「ひん死の病人」と言われた20世紀はじめの... -
【空気ヨメ】悲劇、だけでもない王妃マリー・アントワネット
1755年11月1日の朝、東日本大震災と同じレベルの巨大地震が発生して、西ヨーロッパの大地が文字どおり揺れた。 マグニチュード9とみられるこの地震はポルトガルのリスボンを直撃。そこを中心に大きな被害をだして、建物の倒壊や火災、津波によっ... -
【日本の夜明け】仏教僧の政治介入を終わらせた織田信長
10月13日は「引っ越しの日」だ。 1868年のこの日、京都を出発した明治天皇が江戸城(いまの皇居)へ入ったことを記念してこの日が爆誕。 だもんで前回、こんな記事を書いたのですよ。 【千年帝都】明治、東京遷都の理由/京都人の複雑な思い 日本で... -
バーバリアンとバイエルン・日本語の“ドイツ”の由来
きょう10月13日は1825年に、ルートヴィヒ1世がバイエルン王国の王に即位した日。 日本ではソーセージの商品名として有名な「バイエルン」とは、ドイツにあった王国(公国)でいまではバイエルン州になっている。 フランスで生まれた彼は名付け親の... -
【千年帝都】明治、東京遷都の理由/京都人の複雑な思い
10月13日は「引っ越しの日」だ。 元ネタとなった記念的な引っ越しとは1868年(明治元年)の10月13日に、明治天皇が京都から江戸城(いまの皇居)へ移動したことを指す。 思えば1868年は、 ・江戸が「東京」へ改称された。 ・元号が慶応から「明治」に改め... -
日本と欧米の迷信:13日の金曜日・丙午が「不吉」な理由
日本に住んでいたドイツ人と話をしてたら、「そういえばおもしろい話がある!」と彼が言い出す。 日本人の友人から少しまえに試験を受けたと聞いたから、その手応えをたずねると、友人はあきらめ顔でこう言った。 「たぶんダメ。受験番号が“49”とか... -
韓国人の知らない日韓の歴史 朝鮮出兵・元寇であった悲劇
日本と韓国は古代から隣同士だから、接点も共有する歴史も多い。 でも、「話せば違いがわかる」というのが現代の日韓の歴史認識だ。 この中央日報のコラムもそう。(2022.10.06) 朝鮮倭軍墓、日本の耳塚…壬辰倭乱の「2つの墓」 16世紀に豊臣秀吉... -
【日本と中国】癸酉の変・アロー戦争で傾く清朝末期
歴史を見ると日本にとって、中国とはホントに先生のような国だった。 古代ではきっと世界最高の文明国だった唐で、遣唐使が先進的な文化や文明を学んで持ち帰り、日本を発展させた。 このころの日本人にとって中国があこがれの対象だったことは、中...