きのう土曜日、ドイツ人とインドネシア人と一緒に焼津さかなセンター・清見寺・久能山東照宮へプチ旅行に行ってきた。
2人とも日本の大学で学ぶ男子留学生。
ほんとうは韓国人の女の子も来るはずだったけど、「金曜日はわたしの誕生日で、みんながお祝いをしてくれました。お酒を飲んでカラオケに行って、アパートに帰ってきたのは朝6時でした。だから今日は疲れて行けません」ということで、まさかのドタキャン。
経験的にインドネシア人やベトナム人はドタキャンが多いけど、韓国人はあんまりしない。
まあ酒なら仕方ないか。
アルコールの入った韓国人が後先考えずにその瞬間を全力で楽しんだ結果、翌日には立つこともできなくなってしまうのは分からなくもない。
とにかくそういうことで男3人、日本の海の恵みを味わって歴史や文化に触れる旅に出たわけだ。
これからそのとき彼らから聞いた話を書いていこうと思う。
自分用のメモなので、まとまりはなくて箇条書きっすよ。
それと、以下の話は彼らの意見や彼ら自身のことだから、インドネシア人やドイツ人に聞いたら別の答えが返ってくることもあるはず。
・ドイツ語でキリスト教のカトリックを「カトリッシュ」、プロテスタントを「エバンゲリッシュ」という。これはアニメ「新世紀エバンゲリオン」と同じことば。
・このドイツ人はエバンゲリッシュで子供のころは教会に行っていた。
1年に2回、クリスマスとイースターには必ず行かないといけなかった。
13歳のときは1年間、毎週日曜日に教会へ通っていたけど、そのあとからは教会に行かなくなった。
キリスト教の価値観や考え方だは大事と思うけど、信仰心はないという。
・インドネシア人の彼は生まれたときからずっとムスリム(イスラーム教徒)で、信者であり続けるかどうかなんて考えたことはない。
・ドイツ人は南部出身(ノイシュヴァンシュタイン城の近く)で冬は雪におおわれる。
冬の写真を見せてもらったら、地面は一面真っ白で、家の軒先には20㎝ぐらいのつららが何本もあった。冬の長野県のよう。
インドネシア人はスラバヤ出身で季節は雨季と乾季しかない。あえていえば一年中夏で、「暑い」と「とても暑い」の2種類がある。
人生で一度も雪を見たことがない彼は白い大地を見て大感激。「うお~、きれ~い」を連発する。
ノイシュヴァンシュタイン城
ディズニーランド(カルフォルニア)の城のモデルになった。
・インドネシア人は気持ちを言葉や表情にあらわす。
焼津さかなセンターで見たことない魚があると「おお~、なんだこれ~」と目を大きくし、お寺で下のような部屋を見ると「うお~、きれ~い」と言う。
ドイツ人は感動やよろこびをあまり声や表情に出さない。気に入ったものがあったら黙って写真を撮る。
・インドネシア人は自撮り棒を持っていたけど、ドイツ人は持っていなかった。
インドネシア人は自分が楽しむこと、ドイツ人は他人の迷惑を重視するような気がする。
・インドネシア最大の都市は首都ジャカルタで、第二の都市がスラバヤ。
ボクが何度も「スマトラ」と言ってしまい、3度目以降はイラっとしてたと思う。
・6月14日に起きた新潟・山形地震(震度6)の話をする。
日本やインドネシアで地震は多いけど、ドイツではほぼない。
3日前の11日にも、静岡県中部で深夜に地震があって浜松も揺れた(震度1)。
ボクとインドネシア人はまったく気づかなかったけど、ドイツ人はすぐに目が覚めた。
「ここでは震度3以下の地震は友だちのようなもの。慣れるしかない」と日本人としてアドバイスをする。
・日本は治安がよくて安全だけど、地震や台風、津波などの災害がおそろしい。人はいいけど自然が怖い。
インドネシアの自然災害で一番の問題は洪水。ドイツも同じく洪水。
・インドネシアで一番おそろしい動物は毒ヘビ。
ジャングルはもちろん、第二の都市スラバヤにもいる。
家の中にも入ってくるから危険。
洪水になるとジャングルから毒ヘビが流されてくる。
ドイツで一番怖い動物はイノシシ。
人が森に入ると、まれに襲われて殺される。
道路に飛び出して走行中の車とぶつかることは多い。
洪水になると森から流されてきて、家の中に入ってくることはない。
続きはまた近いうちに書きます。
ドイツの最恐動物
日本で一番怖い動物はヒグマと答えておいた。
三毛別羆事件はもはや伝説。
再現された三毛別羆事件のヒグマ
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