異次元の弱さ→史上最強へ。日本サッカーに必要な”ずる賢さ”

 

・攻撃すごかった
何回崩してんだよw
・素晴らしい試合 中島南野堂安は固定で
・日本つえええええええええええええええええwwwwwwwwww
・これ香川が復帰したらどんだけ強くなるんだよ
・22年ぶりの大勝利w
史上最強クラスの日本代表ですわ
・歴代最高の攻撃力
・失点はやばいけど、めちゃくちゃ面白い試合だったから許す
・嬉しい 俺も諦めなきゃきっとまた生えてくるよね(´・ω・`)
・ウルグアイ相手に流れの中から4点も取るとか凄すぎw
セットプレーから運よく2点取れたのとはわけがちがうw

いまネットで、歓喜の声がこだましている。

きのうサッカー日本代表がウルグアイと戦った。
そしたら、FIFAランキング54位の日本が5位のウルグアイを撃破してしまった。

クリリンがピッコロ大魔王を倒すようなジャイアントキリング。
これを見たら、「俺も諦めなきゃきっとまた生えてくるよね(´・ω・`) 」と勇気づけられるのもあたり前。

でも、日本はもっと強くなる。
ベテランの長友選手に言わせると、そのために日本の選手はもっと”ずる賢くなる”必要がある。

 

 

この前のパナマ戦のあと、長友選手がサッカーメディア「goal」とのインタビューに答えている。

その中で、日本の若手選手が世界で戦うために必要なのは、タフな精神力と言う。

プレーだけじゃなく、精神的な部分の駆け引きも大事。特に海外選手になると日本人はフィジカルが弱いだとか、小さいだとかで、上から目線でなめてるところがある。そこでファーストプレーでいるぞ!とか、俺はここにいるぞ!というところを精神面でダメージを与えると駆け引きとか勝負は変わってくる。

長友佑都が「伸びしろある」若手に提言。“ずる賢さ”がないと世界では戦えない

 

「ファウルは反則だからしてはいけない」なんていうお嬢さまメンタルでは、ワールドクラスのプレーヤーとは戦えない。
試合の流れ、時間帯、場所によって、”適切な反則”をする判断力がほしい。

南米の選手は、試合が始めるとすぐにファウルをすることがよくあるそうだ。
最初にガツンと一撃を食らわせといて、「コイツはガンガン来るな」と警戒させる。
相手に舐めた態度をとらせない。

「そういうところのずる賢さは、世界で戦ううえでやっぱり必要になってきます」と長友選手は言っている。

 

 

今回のすばらしい試合を見ると、去年の試合がウソのように思える。

日本は去年、ホームで韓国に1-4で負けてしまった。
これは38年ぶりの大敗北。

JFA(日本サッカー協会)の会長は「代表としての誇りを持っているのか」「次元の違う情けなさ」と激怒。
それはサポーターも同じ。
ネットでは「異次元の弱さ」「日本代表史上最悪の試合なんじゃないの?」といったコメントがあふれていた。

くわしいことはこの記事をどうぞ。

”異次元の情けなさ”。サッカー日韓戦、38年ぶりの歴史的敗北。

 

このときから1年で、日本サッカーは「史上最強クラスの日本代表ですわ」になった。
きのうの試合を見るとそれも納得だけど、でもそうだろう?
これで韓国とやったら、あっさり負けてしまうような気もする。

日本はまだ強くなれる。
若い選手が世界で互角に戦うためには、やっぱり“ずる賢さ”が必要だ。

 

これはサッカー選手だけの話じゃない。

日本人は礼儀正しくて、ルールをしっかり守るといわれている。
そんなふつうの日本人が外国人を相手にする場合にも、ずる賢さはあったほうがいい。
僕の場合、親切丁寧な態度でいたら、ガイドやドライバーに甘く見られて、仕事に手を抜かれたことが何度もある。
相手に舐められないために、最初にガツンと一撃を食らわせる、ということが必要だったと思う。
一度軽く見られたら、そのイメージを変えるのは本当にむずかしい。

 

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。