高市首相が誕生し、多文化共生に関して日本は重要なターニング・ポイント転換点をむかえた。高市新政権はこれから、外国人に関する新たな政策をまとめ、本格的に実施していく方針だ。
この政策の目的は、外国人による迷惑行為を減らし、日本の法に違反する外国人に対して厳しい対応をとることで、「秩序ある共生」を実現することにある。
それについて、ある外国人がSNSでこんな歓迎のコメントを投稿していた。
「I am also a foreigner here in Japan but I guess it’s time. A lot of foreigners act as if they are living in their own Country.」
私も日本にいる外国人ですが、そろそろ「時」がきたと思う。多くの外国人はまるで自国に住んでいるかのように振る舞っている。
この人は日本に数十年住んでいて、最近、「我が物顔」で行動する外国人を見かけることが増えてきて、不満が高まっていたという。だから、日本政府がこのタイミングで、外国人に対して厳しめの対応をとることに賛成だ。
この政策の結果が、日本における外国人との共生に大きな影響を与えることは間違いない。インパクトのある政策だから、日本国内でも意見が分かれている。
「『外国人との秩序ある共生社会』をうたうが、取り組みの軸として示されたのはもっぱら規制や制度の厳格化だ。肝心の共生への姿は、見えてこない。」(朝日新聞)
「高市首相の問題意識は妥当だ。日本の国の形に関わる重大事でもある。政府を挙げて対応してもらいたい。」(産経新聞)
ボクとしては、少子高齢化が進むこれからの日本で外国人との共生は必須で、そのためには日本人の理解と協力を得る必要があると考えている。だから、高市政権の方向性には賛成。
お互いを尊重し合う社会を実現させるためには、外国人も日本人と同じレベルで法律やルールを守って生活する必要がある。
意図的に法やルールを破るような人間には、単なる「注意」以上の厳しい対応でのぞむしかない。が求められる。
規制と制度の厳格化は、多文化共生と矛盾しないどころか、その2つはセットになっている。
日本政府がかかげた新しい方針に対しては、外国人の中でも賛否が分かれている。「迷惑行為をする人間に国籍は関係ない」「罰を与えることに集中するのは、多文化共生社会の役に立たない」といった反対の声もあるが、政権の方針を支持する外国人も多い。
以下、SNSで見かけた“賛成派の外国人”の意見を紹介しよう。
「As a foreigner who’s lived in Japan for 5 years, I’m all in favor of this. If you come to Japan, follow the rules and enjoy this beautiful country!」
(日本に住んで5年になる外国人として、私はこの方針を全面的に支持します。日本に来るならルールを守り、この美しい国を楽しんでください!)
以下のコメントは、英語を日本語訳にしたもの。
・日本には日本のルールがあり、差別にならない限り、外国人にもそれを適用すべきです。彼らは日本での規律を学ぶ必要があります。ルールはルールです。自転車に乗っていて赤信号を無視したり、道を独占するように走ったりする外国人を見ると、私は腹が立ちます。本当に迷惑です。
・コンビニで働く外国人スタッフが、後ろに並ぶ日本人客を無視して、同じ国の客と話しているのを見かけるのは気持ちのいいことではない。私は日本のルールを受け入れている。日本に住んでいるわたしの子どもたちが規律を学ばず、ルールを守らない姿は見たくない。
・日本は(私の国イタリアと同様に)官僚主義が厳格で複雑な国だ。国外退去を恐れている人たちは、法律を破ろうとする者か、それに適切に対応できない者だ。外国人が国外退去の条件を学ぶのは最低限の義務であり、それを怠った者に文句を言う資格はない。
・ぜひそうしてほしいよ。自分は観光客だけど、外国人観光客の無知と無礼は異常なくらいひどい。
・ほとんどの欧米人には心配も不安もない。退屈そうにコーヒーを飲みながら、大騒ぎする人を見ているだけ。
・政府に批判的なコメントをする人たちは、日本に住んでいないと確信しています🇯🇵
・そこは彼らの国だから、残りたい人は文化に溶け込むべきだ。
・彼らの文化と法律を尊重する。それは簡単なことだろ?
・きっと彼女(高市首相)は日本を良くしようとしていると思う。彼らは法律に違反した人たちに対してもっと厳しくなる必要がある。結局、そこは彼らの国なのです。
・ごくごく当たり前のことを始めるだけだ。今までがゆるすぎた。
・日本を守るために大切なのは行動だと思う‼️
・日本に不満を言う外国人が家に帰らないのは、いつも本当に不思議だと思う。
高市政権の目標は「秩序ある外国人との共生」で、規制対象となるのは、それに反する一部の外国人だけ。日本にいる外国人に対して、日本の法やルールを守ることを求める外国人は多い。高市政権はそうした声に応え、自信を持って政策を進めてほしい。

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