20年ぐらいの前のこと。
中学校で英語を教えていたアメリカ人の女性が、ガソリンスタンドに怒っていた。
「日本のガソリンスタンドでは、女性従業員がショートパンツで働いていますよね?私にはあれがとても不快です。女性差別ですよ」
*ちなみに「ガソリンスタンド」は日本人が使う英語で、アメリカ人は「ガスステーション(gas station)」と言う。
当時のガソリンスタンドではそれが普通で、ボクもそれを疑問に思ったことはなかった。
ガソリンスタンドなど車関係のものは「男の世界」で、セクシーをアピールすることはよくあったと思う。
車の雑誌でも、よくビキニの女の子が表紙でほほえんでいた。
でもアメリカ人からしたら、それが「女性蔑視・差別」に見えるのも理解できる。
今ではそんなガソリンスタンドをすっかり見かけなくなった。
と思ってネットを見たら、まだそんなところもあるらしい。
でも、ベストアンサーに選ばれた回答が「ショートパンツにストッキングはいいですね。」だから、大した問題ではない。
2010年、「ガソリンスタンドで、女性にショートパンツ姿で働かせるのは女性差別だ!」という国からフーターズが日本にやって来た。
フーターズは、店舗で働く「フーターズ・ガール」を見た男性客がフクロウのように目をキョロキョロさせることから、この名前がついている(フクロウの「ホー、ホー」という鳴き声を英語で「Hoot, hoot」と表記するためであるが、「フーターズ」には「女性の胸」という意味もある)。
「『セクシー』を売りにする飲食店は、日本で受けるのだろうか?日本とアメリカは文化も『セクシー』の考え方も違う。だから、これはむずかしいだろう」
なんて、このときは思ったけれど、いまでは東京・名古屋・大阪・福岡に店が拡大している。
エロに国境はない。
やっぱり、エロは強かった。
30年前の日本のガソリンスタンドでは、こういう格好の女性が給油していたと思ってほしい。
「セクシー」を売りにする店は世界中にある。
ということで今回は、海外にあるそんな店を紹介しようと思う。
といっても、台湾人とタイ人の友人がSNSでシェアしていた店だけだけど。
最初は台湾のラーメン屋(牛肉麺)だ。
まずは問答無用で動画を見てほしい。
(https://www.youtube.com/watch?v=6RAzMGzryZo)から。
日本のラーメン屋や食堂でこれはダメだろう。
落ち着いて食事ができない。
「男性客がフクロウのように目をキョロキョロさせる」というフーターズ状態になってしまう。
でも、台湾ではこれが受けて、ここは人気の店になっているらしい。
人気なのか、一時的な話題なのかはわからないけど。
ちなみに店名は「大萌牛肉麵」。
「萌」は、日本語の「萌え」のことだろうか?
住所は「新北市中和區和平街78號」。
興味があったら、行ってみてください。
次はタイ。
タイ人の知り合いがよくシェアしているから、タイではこんな「セクシー屋台」がたくさんあるのだと思う。
Feedの動画から。
店の名前と場所は、さっぱりわからない。
行きたかったら、気合いと情熱で見つけてほしい。
南国のタイではコーヒーショップの従業員もずいぶん薄着のようだ。
この投稿にはこんなコメントがあり。
You have to do this when the coffee is bad or too expensive.
*コーヒーがまずかったり、高すぎたりするときはこうするべきだ。
もちろんこんな店は例外中の例外で、これをタイのスタンダードとは考えないように。
それ以前にタイの場合、「セクシーな店員は男だった」という可能性がなくてもない。
おまけ
2016年に、ロシアのガソリンスタンドがこんなキャンペーンをおこなった。
「『水着にハイヒール』の姿でガソリンを給油したら、タダになる」という試みをおこなったところ、大きな話題になって海外のメディアにも取り上げられた。
「ただし、水着は女性ものに限る」ということで、男性も女性用の水着を着て給油をおこなえば無料になる。
もちろん、ハイヒールをはいて。
これがその動画
ОЛВИ-Полный бак за бикини – YouTube
このキャンペーンは大成功。
やっぱりエロは強かった。
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