「絶対に言った!」「いや、聞いてない!」と対立することは、小学生から熟年夫婦までよくあることだ。
日韓もいまその最中で、「入国制限の事前連絡は受けていなかった」「外交的欠礼だ」と怒る韓国に対して、日本政府は「外交ルートで韓国側に事前通報を行った」と真っ向から否定した。
くわしいことはこの記事を。
韓国といえば、日本へのライバル意識や対抗心は世界で最も高い国で、まえに全国紙の中央日報が日本にはじゃんけんでも負けてはいけないと書いていた。
国家のメンツがかかったものだと絶対に引けない。
だから今回、「日本側が通知なしに一方的に発表した」という韓国に日本が反論したことで、これから真実攻防戦になりそうだ。と中央日報日報が書いている(2020.03.09)
韓国政府の立場と全面的に相反する内容になるため韓日両国間の真偽を巡る攻防があることが予測される。
韓国「入国拒否、事前協議なかった」に対し、日本「事前通報した」と主張
新型肺炎で毎日死亡者がでているいま、「真偽を巡る攻防」を上回るムダが想像できない。
でも日韓の間では、こういう無意味な対立がウンザリするほどある。
きょねんも11月に、日本が輸出管理をめぐって発表した内容に韓国側が反発して抗議をおこない、そのあと「日本が謝罪した」と公式に述べた。
するとすぐに日本が「政府として謝罪した事実はない」と反論して、韓国の“勝利宣言”を無効にする。
このときも韓国メディアは「真偽を巡る攻防」に焦点を当てて報道するから、日本ではウンザリ感がただよって、社会は“嫌韓”へとシフトしてしまう。
いまのムン政権に対する日本政府の見方を毎日新聞がこう伝える。(2020年3月10日)
日本政府関係者は「韓国が国内向けに誇張した発信をするのはよくあることだ」と冷めた見方を示す。政権幹部も「韓国はあったことも『ない』と言ってしまう」と突き放す。
入国制限の事前通報あった?なかった? 日韓発表で再び食い違い
事実を都合よくねじまげて、時には“ウソ”をついてまで、国民に日本への「勝利」をアピールしたり怒りをよび起こしたりする。
これがムン政権の韓国だ。
政府は何があっても日本に負ける姿を国民に見せてはいけないし、もし現実で敗北したなら、解釈によって「精神勝利」を宣言する。
「日本が謝罪した」というのはその一例。
先ほどの中央日報の報道をみると、韓国からの入国を制限したことで、日本国内から反発をうけた安倍政権が「ある種の回避で「事前通報」を主張しているのではないかという解釈が出ている」と異次元の理解をしている。
NHKの世論調査で国民の約8割がこの措置を支持しているのだから、この解釈は本当に韓国らしい見当ちがいだ。
国民の理解があるのに、なんで責任回避のために日本政府が「事前に連絡した」と言い出さないといけないのか。
日本を相手に「自分たちの主張が間違っていた」というのは、天地がひっくり返っても認められないのだ。こんなことをしたら韓国の天地は本当にひっくり返る。
ムン政権はメンツとパフォーマンス重視で、ついつい国内向けに誇張した発信をしたり、あったことも『ない』と言ってしまう。
そんな「誇張と嘘」の韓国と対立したときは、きっちり反論して冷たく突き放すのが正解だ。
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