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【さらば伝統】ドイツ貴族を失望させた明治日本の大改革
きょうは12月9日だから、あと1カ月ほどで新年が始まる。 しかし、東アジアでそんな国は日本だけで、中国、韓国、ベトナムなどでは、1月の終わりから2月の初めに正月がある。だから、日本の社会から正月ムードが消え去ったころに、中国人や韓... -
ドイツ人の話:収穫祭・ナチスの死後結婚・日中韓の食文化
暑苦しい夏が終わってさわやかな青空が広がり、収穫物のとれる秋を日本ではよく「天高く馬肥ゆる秋」と表現する。もともとの中国語の意味は違うのだけど。 【天高く 馬肥ゆる秋】本来の意味は日本語とまったく違う そんな秋ごろ、日本に住んでいた... -
インド人の見方:仏教とヒンドゥー教が“兄弟宗教”の理由
紅葉が見頃を迎えた最近、日本に住んでいるヒンドゥー教徒のインド人をお寺に案内した。その後、カフェで彼と宗教談義をしたので、今回はその内容を紹介しよう。 ーー仏教は紀元前7世紀(異説あり)にシャカが始めた宗教で…って、「釈迦(... -
【南京/台北】おい台湾、おまえの“首都”はどっちなんだい?
明治から現在まで、東京は日本の首都であり続けていると、思う人もいるかもしれないが、実はイレギュラーな時期があった。 1894(明治27)年に日清戦争が始まると、猛スピードで仮設の国会議事堂(広島臨時仮議事堂)が建てられ、明治天皇や... -
日本にいるトルコ人は「川口クルド問題」をどう思う?
日本とトルコの関係を一言でいうと「雨天の友」となる。 今年は両国の国交が樹立されてから、ちょうど100周年になり、イスタンブールで行われた記念式典に出席された秋篠宮さまが、 「日本とトルコは、一般的な交流にとどまらず、トルコ語の諺で... -
インド・バングラデシュ人に、日本の人と社会はどう見える?
今回の登場人物は今年の10月に来日して、日本の大学に通っている20代のバングラデシュ人男性と、彼の知り合いで、日本に10年以上住んでいる40代のバングラデシュ人男性だ。では、さっそく2人から聞いた「日本の人と社会」について書いてい... -
【日本人と酒】飲酒を禁止・制限した歴史とその理由とは?
日本に住んでいたあるアメリカ人男性が経験した「人生最悪の瞬間」、それは電車の中で、若い女性が大量の◯ロを吐き出したのを見たトキだった。 【最悪に不快】飲酒大国・日本でアメリカ人が経験したこと アメリカは日本よりも、社会的・道徳的に飲... -
米国の禁酒法 「スラム街はすぐにただの思い出になる」
きょう12月5日は1933年に、アメリカで10年以上にわたって続いていた「禁酒法」が廃止された日。 1920年から始まったこの法律はわりと“ザル”で、酒の製造や輸送、販売を禁止したけれど、酒を飲むこと自体は禁止されていなかった。 それ... -
イギリス人が見た日本 ロンドンと東京の違い&その理由
先日、イギリスの公共放送BBCが世界に影響を与えた「今年の女性100人」を発表し、日本からは渡辺直美さんと鈴木由美さんが選ばれた。 タレントの渡辺直美さんは女性コメディアンとして、男性中心だった日本のお笑い界の壁を破壊したことが評... -
日本が韓国を保護国にした理由、今も目が離せないワケ
尹大統領がきのう非常戒厳を宣言して、韓国社会は大混乱に陥(おちい)った。 他国から攻め込まれるといった非常事態が起きたとき、韓国では社会の秩序を守るために、大統領が戒厳を宣言することが憲法で認められている。 大統領の名のもとにこれが...