-
【対テロ戦争】アメリカの“報復”で、世界はどう変わった?
問題Aを解決しようと取り組んだ結果、逆にもっと解決困難な問題Bが発生してしまった。そんな感じに、思っても見ないガッカリな結果になることを「コブラ効果」という。 【コブラ効果】日本・インド・アメリカなどであった事例 ロシアのウクライナ... -
中国の「反日」の移り変わり 2012年の大規模デモと現在
外務省が中国にいる日本人やこれから向かう日本人を対象に、こんな注意喚起を出した。 ・外出の際には不必要に日本語を大きな声で話さないこと。 ・日本大使館や総領事館、日本人学校を訪問する必要がある場合は、周囲の様子に細心の注意を払うこと... -
【日本と中国】歴史の法則や皇帝(天皇)の権威の違い
10月6日は、2000年前の西暦23年に中国で皇帝の王莽(おうもう)が殺害され、彼の建てた王朝「新」も滅亡した日。 日本では1342年に、武将の土岐頼遠(ときよりとお)が光厳上皇にとんでもない非礼な行為をした日になる。 ということで... -
鮮度か生命の尊厳か? 欧米に比べて、似ている日韓の食感覚
知人のポーランド人(30代・男性)は日本が大好き。 彼は日本の大学に留学したあと、日本での就職を希望していて、いまは全力で就職活動をしているところだ。 彼にとって魅力的なポイントは、日本人は約束や自分の言葉をしっかり守るから、社会に... -
フェートン号事件 幕末の日本人を“イギリス嫌い”にさせた件
イギリスには「恋愛と戦争では手段を選ばない」という言葉があるが、この考え方は名誉を重んじ、恥を嫌った武士道と反する。 1808年のきょう10月4日、長崎港にオランダの国旗を掲げた船が入ってきた。 いつものように、出島のオランダ商館から館員... -
「良心的な日本人」が減り、日韓の好印象は過去最高に
数年前の安倍政権と文政権の時代、日韓関係は戦後最悪と呼ばれるほど悪化したが、「春の来ない冬はない」と言うように、トップが代わって岸田首相と尹大統領の時代になると、一気に好転した。 最近、韓国の「東アジア研究院」が発表した世論調査に... -
「感謝祭」について聞く日本人に、オーストラリア人が困惑
10年ほど前、日本の英会話教室で英語を教えていたオーストラリア人と話をしていると、彼は日本人の礼儀正しさには惜しみない称賛をする一方で、日本人の一知半解の知識やステレオタイプには不満を言っていた。 たとえば、高校生から大人まで年齢... -
【過去より未来】反日を越える韓国の“克日”、その現状は?
ことしの夏の甲子園で優勝した京都国際高校は、もともとは日本に住む韓国人のための民族学校だった。それが後に方針が変わり、日本人も受け入れるようになると、その数はどんどん増えていき、現在では中高合わせた生徒数約160人のうち、8割が日... -
【ワルシャワ蜂起】最悪の隣国に挟まれたポーランドの悲劇
「隣国ガチャ」があるとしたら、好戦的で残酷な独裁者が支配していて、強大な軍事力のある国が隣にあることは大外れではあるけど、最悪ではない。 一番のハズレは、そんな凶悪な国に挟まれていることだ。 たとえば、第二次世界大戦時、ヒトラー率い... -
韓国料理のスンドゥブチゲ 米国で“生まれ”、日本へ伝わった
きょう10月2日は「スンドゥブの日」。 ドゥブは韓国語で「豆腐」のことで、スンの語源には 「純粋な」という説と「水」という説があり、はっきり分かっていない。(순두부) でも、漢字では「純豆腐」と表記される。 スンドゥブとは柔らかい豆腐...