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日米の恐怖伝説:ブラッディメアリー&トイレの花子さん
男性が外国を訪れ、見知らぬ女性と出会ってホテルで一夜を過ごす。 翌朝、男性が目を覚ますと、女性はすでにいなくなっていて、ふと鏡を見ると、こんな赤いメッセージが書かれていた。 「Welcome to the world of AIDS」(エイズの世界へようこそ)... -
【日英の暴君】ブラッディ・メアリー&大悪天皇
トマトジュースとウオッカを使って作る赤いカクテル、ブラッディメアリー。 このカクテルは、1566年の3月21日、イングランド女王メアリー1世によってトマス・クランマーが火あぶりにされたことと関連している。 それをこれから見ていこう。 まず... -
日本在住アフリカ人の話 食文化やマナーの違いなど
知人のアフリカ人の男性(30代)は、いま日本の大学に留学している。 彼とネットでやり取りをしていたら、もうすぐタンザニアに帰るというから、その前に会って食事をすることになった。 ということで今回は、日本に2年半ほど住んでいた彼が感じた... -
日本人から見た韓国人 130年前からある「誇張表現」
19世紀末、朝鮮半島を旅行した日本人の本間九介は、朝鮮の人たちのこんなところにクスッとしたらしい。 かの国の村落をめぐるときは、図のような家屋を見るだろう。これは、薬局である。「神農遺業」「博施済衆」などと書きつけてあるのが、愛らし... -
イランで新年を祝う時期、日本人がお墓参りをする理由
「いろいろ親切にしてくれてありがとう。みんなに感謝している。そしてこれが最後のコーヒーだ。」 2024年の3月19日、知人のイラン人がSNSでこんなメッセージを投稿した。 これだけを読むと、 「ちょっと待て! たしかに人生はつらいけど、捨てた... -
日本語を使えば売国奴? 反日バッシングに困惑する韓国人
イギリスの探検家で紀行作家のイザベラ・バードは、1894年〜97年の間に朝鮮半島を4回訪れ、各地を旅行し経験したことを『朝鮮紀行』に記した。 当時、朝鮮の人たちは病気の原因を「鬼神に取り憑かれた」と信じていたという。 そのため、呪術師が歌... -
「太平天国の乱」を日本と西洋諸国はどう考えた?
広大で数千年の歴史を持つ中国には、日本人の想像を越える建物が存在する。 その一つが「土楼」。 厚くて固い土で外壁をつくったこの巨大な木造建築物には、一度に数百人が暮らすことができる。 あまりにも規格外の建物だったため、1960年代の冷戦... -
【竹島問題】韓国人の領土愛 日本人に配慮すれば叩かれる
10年以上前、知人の韓国人とソウル市内を歩いていると、こんなデッカイ文字を発見して、思わず見入ってしまった。 「独島アカデミー」というのは韓国固有の領土である独島と、「東海」という呼称を守るために、若者たちによって組織されたグループ... -
台湾で生まれ、日本で発展した猫カフェ ドイツ人が好きなわけ
知人のドイツ人は日本に半年ほど住んでいたことがある。 彼は日本に来る前に、ユーチューブ動画やネットサイトなどでグルメや名所などの情報を集め、「日本でやりたいことリスト」を作成した。 その中のひとつにあったのが、「猫カフェへとメイドカ... -
【祈り、戦う】聖職者で戦士:日本の僧兵と西洋の騎士団
きょう3月18日は、1314年にフランス国王フィリップ4世の命令によって、テンプル騎士団の団長が生きたまま焼かれた日。 RIP(Rest in Peace:安らかに眠れ)。 11世紀から、ヨーロッパでは、キリスト教の聖地エルサレムを「奪い返す」ために、十字...