韓国社会が生んだ反日教授、国民の「どうぶつの森」人気に怒り

いま地球上で新型コロナウイルスが猛威を振るっていて、その影響を受けていない国が見当たらない。
世界各国で外出の禁止か自粛を要請されていて、家の中でヒマをもてあます人が山盛りいる。

それでフィリピンではガンダムのプラモデルが大量に売れたとか。
知人のトリニダード・トバゴ人はこの機会に本やネットでいろんなものを読んで、「うつろ舟」という日本人のボクでも初耳のレア情報を知って興奮した。

そのことはこの記事を。

さて話は隣国さん。
韓国でも政府から外に出ないよう求められていて、「どうやったら楽しいインドア生活を送れるか？」と考えた多くの市民は、任天堂のゲーム「あつまれ、どうぶつの森」にその答えを見つけた。
でもそれは日本のゲームだから、「どうぶつの森」を買うために韓国人が長い列をつくっているのを見て、「韓国人としての自尊心が足りない！」となげく大学教授がいた。

wowkoreaの記事（4/9）

「独島の守護神」竹島専門家の韓国教授「プライドを持て！」…韓国での“任天堂フィーバー”に

＊この韓国の有名教授、徐坰徳（ソ・ギョンドク）氏の華麗な経歴についてはここをクリック。

2012年10月29日、「留学生50人と共に日本の主要大学40校に従軍慰安婦問題に対する謝罪を求めるポスターを1万枚掲示した」と韓国マスコミに報告し、韓国最大の通信社・聯合ニュース、中央日報など韓国の主要紙に報道された。

ソ・ギョンドク#反日活動

具体的に書くとソ教授は「最小限のプライドを持つよう願う」とSNSで国民に訴えたのだ。
日本のゲームをすると韓国人としてのプライドがなくなってしまう。その発想が本当に韓国らしい。
じゃあガンプラを買ったフィリピン人は、アジア人の魂を売ったということか？

韓国で「あつまれ、どうぶつの森」はいま大人気で、手に入れることがむずかしいレアアイテムになっているらしい。
ボクは聞いたことがないのだけど、ソ教授によると、そのことは日本のメディアが取り上げていて、「日本のネットユーザーたちが『本人の都合で不買運動をする国』、『韓国だけの独特な“ご都合主義”だ』として、かなりの批判が出ている」ということだ。

でも、日本にいる日本人の立場から言わせてもらうと、いま日本人の心配は国内の感染拡大に集中していて韓国には関心がない。
韓国人が「どうぶつの森」を求めて行列をつくっていようが、「東京都で181人が新たに新型コロナウイルスに感染」というニュースの前ではどうでもいい。
いま日本のメディアは、海外では主にドイツやアメリカなど欧米での感染拡大を報じていて、韓国のことは後回しだ。
なんで自分たちがそんなに注目されると考えるのか？

だから、「（日本で）かなりの批判が出ている」という現実が日本でまったく実感できない。
結局これは、ソ教授が社会の注目を集めようとするスタンドプレーだ。
「日本の右翼とメディアがどんなにあざ笑うことだろうか」と現実離れしたことを言って、国民の反日感情をあおる。するとそれが自分の利益になる。

でも韓国で「反日愛国」はひとつの正義だから、ソ教授の意見には多くの国民から「教授、応援します」、「ホント恥ずかしい」といった支持が集まったと記事にある。
まさに韓国社会ならではのユニークな教授だ。
ところで、この人はふだん大学で何を教えているのだろう？