今、ペルーで洪水がおきて大きな被害がでていることを知ってましたか?
異常気象により、記録的な大雨がふったことがこの原因になっている。
日本に住んでいる友だちのペルー人が、この大洪水のなかでひとりの女性が奇跡的に救出された動画をシェアしていたので、それを紹介したいと思う。
これが今のペルーの様子。
全身泥まみれになったこの女性は、命が助かっからまだ運が良い。
けれど、「自分にはそんな奇跡がおきなかった」という人たちがたくさんいる。
この大洪水の原因になった異常気象とは、海面水温の上昇によるエルニーニョ現象のこと。
これにより、ペルーの各地で大雨がふり洪水や土石流が発生した。
今までに62人が犠牲になり、家屋の倒壊は1万をこえる。
ペルーのクチンスキー大統領は、非常事態宣言を発令してこの事態に対応している。
不幸なニュースだけで終わりたくないから、ペルーと日本の関係を簡単に書いておきたい。
「ペルーは、南米で日本人の移民をうけ入れた最初の国なんです」
この動画をシェアしたペルー人の女の子からそんな話を聞いた。
日系人のフジモリ氏がペルーの大統領だったことは知っていたけど、南米ではペルーが日本人をうけ入れた初めての国だったなんてまったく知らなかった。
ブラジルかと思っていた。
日本とペルーとの関係について、外務省のホームページにこうかいてある。
外交関係設立は1873年で中南米で最も早い。
日本とペルーとの間で外交関係が成立した背景には、「マリア・ルス号事件」がある。
「マリア・ルス号事件」は、たくさんの日本人に知ってもらいたいできごとなので、下にその記事のリンクをはっておきます。
ペルーの地図。
日本との大きさのちがいを見せようとして、こんな地図にしてみた。
でも、ペルーよりブラジルの大きさのほうに目がいってしまう。
ペルー
面積:約129万平方キロメートル(日本の約3.4倍)
人口:約3115万人
首都:リマ
民族:先住民45%,混血37%,欧州系15%,その他3%
言語:スペイン語(他にケチュア語,アイマラ語等)
宗教:国民の大多数はカトリック教徒
この数字は、外務省の「ペルー基礎データ」による。
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