1月4日、ちょっとしたサプライズがあった。
立憲民主党の枝野代表と党の幹部が伊勢神宮を参拝したのだ。
立民は「左寄り」と思っていたから、これにはびっくり。
こっそり参拝したのではなく、党の公式ツイッターで「伊勢神宮を参詣し、一年の無事と平安を祈願しました」とその様子を公開している。
伊勢神宮を参拝したのは、結党以来これが初めて。
ちなみに、安倍首相や国民民主党の玉木代表も伊勢神宮を参拝している。
「立憲民主党も変わったな~」なんて思ったら、支持者がそれを許さなかった。
党には批判が殺到してしまう。
産経新聞の記事(2019/01/18)
立憲民主党・枝野幸男代表のお伊勢参り、ネットで炎上したが…
氷山の一角をスプーンで削り取ったものだけど、具体的には、こんなコメントが寄せられている。
「伊勢神宮なんか行かず、辺野古に行くべき」
「自分たちが保守であることを強調したいようだが、それが支持拡大に貢献するとは自分は思わない」
立憲民主党の関係者が「ここまで殺到するとは予想できなかった」と頭を抱えている事態になってしもた。
まさかのご利益。
上のコメントにあったように、この参拝には、保守の人たちからの支持を集めるねらいがあったはず。
ことしの夏には参院選もあるし。
もちろん、これを支持する人もいる。
「伊勢神宮参拝いいじゃない。批判している人たちはもっと寛容になろうよ」という声もあるのだけど、今回の枝野代表の試みは全体としては失敗でしょ。
でも安心してほしい。
立憲民主党やその議員には、まだ名誉返上・汚名挽回…いや違った、汚名返上・名誉挽回の機会があるから。
簡単だ。韓国に「あなたたちは間違っている」と言うだけでいい。
「一匹の妖怪がヨーロッパを徘徊している──共産主義という妖怪が」
マルクスの「共産党宣言」には、そんな有名な言葉がある。
韓国に目を向けると、そこには「反日」という妖怪が徘徊している。
いまの韓国社会には「日本には何を言ってもやってもいい」という空気がある。
くわしいことはこの記事をどうぞ。
「日本には何をしてもいい」を生むの韓国の“テロリスト歴史観”
3か月まえ、韓国与党が日本に「永遠の二等国」と言ったのは忘れてないからな。
この記事をどうぞ。
「日本はいくら侮辱し続けても韓国の友好国であり続けるのか」と朝鮮日報が警鐘を鳴らした2016年よりも、この傾向は悪化している。
韓国では政治家が妖怪・反日を恐れて、その力を利用することしか考えていないからだ。
「日本なら何をしてもいい」という態度がよく表れているのが、「レーダー照射問題」だ。
非公開という約束を破って、韓国側は話し合いの内容を一方的にしゃべってしまう。
しかもその内容はでたらめ。
防衛省が抗議すると、韓国は怒って日本に逆抗議をする。
この態度はもう、不誠実とかそんな甘いものじゃない。
防衛省幹部は「信頼関係は完全に崩れた」と話す。
くわしいことはこの記事をどうぞ。
日本の政党や議員なら、自衛隊員の名誉や生命を守るために声を上げてほしい。
でも超がっかりなことに、立憲民主党はこの問題について絶対的沈黙を保っている。
日本政府は批判できるけど、韓国にはそれができない。
「zakzak」の記事(2019.1.16)で、野党・国民民主党の玉木代表ですら、枝野代表の態度に怒っている。
「日本の政治家なら(与野党関係なく)当然、韓国政府に強く抗議すべきことだ。黙っているなんて、絶対に許されない」
レーダー照射「日本の政治家なら韓国に抗議すべきだ」 国民・玉木代表、立民・枝野代表を猛批判
「安倍批判」ならネット民にまかせればいい。
与党も野党も日本の政治家なら、まずは日本のために行動するべき。
その点、玉木氏の行動は早かった。
先月22日には、ツイッターでこう言っている。
「レーダー照射は『敵』に対して行う行為であり今回の韓国艦の行為は許されざる行為。韓国がなすべきは変な言い訳ではなく明確な謝罪と関係者の処分だ」
正論に対しては与党も野党もない。
今回の問題では、日韓の担当者が何回か話し合ったけれど、その結果分かったことは、「話し合いを続けても、この問題を解決することはできない」ということ。
それで自民党ではいま、韓国に厳しい制裁を加えることや、日本の主張の正しさを国際社会に積極的に訴える意見が上がっている。
何も言わないということは、相手を認めることと同じ。
日本の最大野党が沈黙しているから、韓国は安心して暴走できるし、妖怪の徘徊も止まらない。
「一連の韓国軍の動きにもし、民族主義的な感情が影を落としているのなら看過できない」と朝日新聞ですら、今回の韓国には厳しいことを書いている。
なんで立憲民主党にはこれができないのか。
そこまで恐れている妖怪ってなに?
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