「関わったら負け」という相手はどこでもいる。
鼻くそと屁理屈はどこにでもくっつくと言うけれど、自分の非を求めないためには大声で滅茶苦茶な主張をして、相手を閉口させる。
相手を黙らせたらこちらの勝ち、というような人間とは関わったら負けなのだ。
いまの韓国ムン政権がまさにそんな相手で、ここ数年、日本は振り回されて最近では「丁寧な無視」をつらぬいているようだ。
つまり、まともに相手をしていない。
慰安婦合意を結んだパククネ前政権ならこんはふうにはならず、戦後最悪と言われるほど日韓関係は悪化してしていなかったはずだ。
でもそんな前首相はいま塀の中。
いまも日本と韓国の間には、これ以上ないほどくだらない争いが起こっている。
でも公平に言うとこれは「どっちどっち」ではなくて、韓国側に原因があることは指摘しておかないといけない。
日本が中国と韓国に対して入国制限をおこなうと発表すると、中国は理解をしめす一方で、韓国政府は「事前に何の連絡もなかった!」「外交的欠礼だ」と激しく怒り出す。
するとこれを聞いた日本政府は「外交ルートで韓国側に事前通報を行った」と真っ向から否定した。
これで、「連絡はなかった!」という韓国と「いや、したわ!」という日本との間で争いがぼっ発して、韓国紙・中央日報が「真偽を巡る攻防」と書く。
日本には一歩も引いてはいけない政府もこうなると黙ってはいられず、菅官房長官の発言を否定し憤ってみせた。
聯合ニュース(2020/03/10)
「昨年の輸出規制の発表に続き、繰り返される日本のこのような信頼できない行動に対し、もう一度深い遺憾を表わす」と強調した。
韓国大統領府 菅氏発言を否定し「深い遺憾」表明=「事前協議なしに入国制限」
でも、日本はもうこの件に関わる必要はない。
ムン政権の韓国と「真実ゲーム」をしてもどんな結果になろうが、そんなことに時間とエネルギーを使ってしまったら負けなのだから。
こんな無意味な攻防は韓国とはよく起こる。
きょねんも「日本が謝罪した」と韓国側が発表すると、すぐに「政府として謝罪した事実はない」と日本が反論して火花を散らした。
こうなる原因は毎日新聞の報道で日本政府関係者が示している。
「韓国が国内向けに誇張した発信をするのはよくあることだ」
「韓国はあったことも『ない』と言ってしまう」
これ以上の正解はない。
くわしいことはこの記事を。
ムン政権には、一度反論したらもう相手にしないという「ヒットアンドウェイ」で十分だ。
それよりコロナコロナ。
感染拡大を防いでオリンピックに備えないと。
韓国と「真偽を巡る攻防」がよく起こる原因は毎日新聞の報道にあった通りで、ムン政権には日本が相手なら何を言ってもいいという空気がある。
そんな日本への見方がよくあらわれたのが、2018年(平成30年)12月に起きたレーダー照射問題だ。
韓国軍の駆逐艦が海上自衛隊の哨戒機に攻撃用レーダーを当てたことから、日韓の大問題に発展する。
このときも「レーダー照射があった」と主張する日本に対して、韓国政府は「レーダー照射はしていない」と言い張って真実をめぐって争った。
もっとも韓国側は「哨戒機を追跡する目的ではない」「日本側が誤解した」と言っていたのが、形勢不利となると「レーダー照射はしていない」と主張を一転したのだから、真実は日本とともにある。
さらにこのあと韓国側が「危険な低空飛行をした日本が悪い」と言い出して、事態は一層複雑で面倒くさくなった。
韓国政府からは韓国海軍艦艇に日本の海上自衛隊機が低空飛行で接近し「威嚇飛行」を行ったと主張し、日本政府が「威嚇飛行を行った事実はない」と同じく主張が真っ向から対立している。
このとき防衛省は韓国側に「脅威的な低空飛行」の客観的根拠を提示するよう求めた。
その結果は防衛省ホームページに書いてある。
韓国側からは、そのようなものは示されず、逆に「脅威を受けた者が、脅威と感じれば、それは脅威である」などの全く客観性に欠ける回答を繰り返しています。
そう。これが日本に対する韓国だ。
「韓国はあったことも『ない』と言ってしまう」の逆でこのときは、なかったことを『あった』と言って日本に謝罪を求めてきた。
そんな態度に閉口して、このあと日本は韓国との協議を打ち切った。
国家としてこう反論するのだから、相手にしていられない。
これは慰安婦問題や元徴用工問題などでもみられる韓国ではよく反応だ。
客観的な根拠を提示しないで、「被害を受けた者が、被害と感じれば、それは被害である」という滅茶苦茶な主張をして、日本に謝罪や賠償を求めてくる。
こういう行き過ぎた被害者意識があるから、日本には一方的な主張ができるし、国内では誇張した表現をする。さらには事実が「なかった」ことにされてしまう。
それが「真実をめぐる攻防」につながって、日韓関係が改善しない大きな原因にもなっている。
もし相手が中国だったら、韓国の態度はガラリと変わる。
おまけ
レーダー照射問題が起きたとき韓国側は、当日の天気は荒れていたとか、北朝鮮の遭難船を捜索するためにレーダーを稼働したと主張していた。
でも防衛省が公開した映像から、それは「嘘」と判明。
ただ逆にこれが韓国側を怒らせて、問題を複雑にさせた一因でもある。
とにかく必要以上に関わったら負けなのだ。
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相手にしない。関わらないと思っても、16時間も会議をされてしまうのです。
即、断交できない日本の情けなさが身に沁みます。
韓国の方が日本よりも入国制限受けているし、中国には弱腰のくせに日本にだけかい!
という声が韓国内からあがっているそうです。 民意を重んじるといいつつ中国からの入国制限署名のことは無視しているらしい。 そりゃあ文句が出るよね。
その中国は日本の対応を冷静に受け止めていますね。
今回のことはそれぞれの国のためですから致し方ないでしょう。
A国指定に戻せと言っていた口でこの態度かいっ!呆れるしかないですね。
さて、コロナが落ち着いたらどういう態度に出るのでしょうか。 楽しみですね。
ケースバイケースで現実的には関係をゼロにすることはできません。
16時間かけて話し合っても具体的な結論はでなかったようです。
いまは韓国側が問題点をしっかり修正しないとダメですね。
中央日報や朝鮮日報をみても、「なんで日本だけ?」という論調の記事があります。
日本は中国に見習わないといけない点が多いですよ。
これだけ中国に配慮してても、コロナ騒動が終わった後、また冷たくされる気がします。
韓国は被害者が何より強い社会なので一度自己を被害者と認識すれば加害者は悪なのだからそれに対して何をしても良いとなるみたいです。
被害者認定を一度すると固定化されるのでその被害者認定を揺るがす矛盾や証拠があっても無視されたり攻撃してきたと認識したり…
今回の件も日本だけに文句を言うのは韓国が被害者で日本が加害者であるからで他の国は加害者認定してないから無視されていますね。
現状でには、慰安婦問題でも元徴用工問題でも約束を破った韓国が加害者なんですけどね。
立脚点が植民地支配をした加害者日本と被植民地支配の被害者日本なのでその後の時系列で起きたことで意見がぶつかった時は被害者韓国が常に(過去の発言行動関係なしに)正しいことになります。
この辺は韓国の思想を研究してる某ブログの方が詳しいです。
韓国固有の考え方を詳しく分析していて勉強になります。