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日本を知るドイツ人の話 自殺の名所・死者との結婚・大根料理
友人のドイツ人は日本に興味を持って日本語を学び、静岡の大学で学んだあとに母国へ戻って、いまはブレーメンに住んでいる。ちなみに、「音楽隊」のメンバーではない。 今回は、日本の事情を知る彼とアレコレ話したことを書いていこう。 ー... -
【日本の下駄】幕末のデンマーク人と現代の韓国人が感じたこと
ほんじつ7月22日は『下駄の日』。 下駄の寸法を表わす数字で「七寸七分」のように7がよく使われることと、下駄で地面を踏んだ跡が「二二」(22)に見えるから、こんな記念日がつくられた。 この履き物の起源としては、水田で作業をするとき、足が... -
【火と油】日本人とバングラデシュ人の考え方・行動のちがい
今回登場するのは、日本の会社で 10年以上働いた経験があって、完ぺきに近い日本語を話す40代のバングラデシュ人のおっs、男性だ。 このブログによく出てくる若い外国人とちがって、彼は日本人について深く知っている。 では、バングラデシュの基... -
「弱き者よ、汝の名はミカド」 江戸時代の天皇と将軍の関係
「弱き者よ、汝の名は女なり」 現代の人権感覚からすると「女性差別だっ!」とぶっ叩かれそうなこのセリフは、シェイクスピアの名作『ハムレット』に出てくる。 ハムレットの母親が夫をなくすと、すぐに父の弟(ハムレットの叔父)と再婚したから、... -
【日本人と規則】酒とタバコで五輪を辞退、欧米人の反応は?
日本人は昔からきまりをよく守るし、社会的にもそれが美徳とされているが、モノには限度、ヒトには限界がある。 戦後直後、「食糧統制法は悪法だ。しかし法律としてある以上、国民は絶対にこれに服従せなければならない」と、法律を守ってそのまま... -
【日本の開国】ペリーが成功した理由は、ビドルの失敗にある
幕末の日本へやってきて、開国を要求したアメリカ人はペリーだが、彼はアメリカが送り込んだ2番めの“刺客”だった。 アメリカ軍人として初めて来日して開国を求めた人物は、アメリカの東インド艦隊司令長官ジェームズ・ビドルという。 彼が軍艦に乗... -
【打落水狗】太平天国の乱とアロー戦争で、清朝大ピンチ
1851年に清で、太平天国の乱という大反乱がぼっ発した。 リーダーの洪秀全は太平天国を建国し、皇帝に対して自身を「天王」と称する。清朝政府への独立宣言だ。 清は1840年に起きたアヘン戦争でイギリスにボッコボコにされて、まだダメージが回復し... -
【日本人と食】欧米人から見て感心すること、ガッカリな点
最近、紅白歌合戦にも出場したことのある韓国のガールズグループのメンバーが、日本のバラエティ番組に主演し、食レポをしたところ、放送後に波紋を呼んだらしい。 まず、専門店でプリンを食べたメンバーは、おそろしく少ない量をスプーンですくい... -
【倭国と百済】現代の日本と韓国でまるで違う歴史認識
660年の7月18日、唐&新羅の連合軍の攻撃を受けて百済が滅亡した。 ということで、今回は哀悼の意をこめて、百済と日本の関係を中心に書いていこう。 きょねん韓国メディアのイーデイリーに、「韓流の元祖スーパースター...王仁博士、日本に行く」... -
日本人には異世界 インドと韓国で洪水によって流れこむモノ
今月はじめ、松山市で大雨が降って土砂崩れが発生し、住宅に土砂が流れ込んで3人が死亡した。 日本に住む以上、水害のリスクは避けられない。 長雨や集中豪雨があると、洪水や土砂崩れ、土石流が発生して被害がでることは珍しくない。 大雨と洪水の...