今日、11月11日は「ポッキーの日」。
でも正確には、「ポッキー&プリッツの日」だったりする。
グリコのホームページから。
「ポッキーの日」は、グリコが平成11年11月11日に始まった。
この日を逃したら、次にこんな日がいつ来るか分からない。
この日しかなかったはず。
グリコは毎年、ポッキーの日のために、いろいろなイベントをしている。
今年のポッキーの日で変わったことと言えば、ポッキーに隠れて存在感がなかったプリッツが、「ポッキーじゃないほう」にリニューアルされたぐらいか?
画像はプリッツの気持ちから。
中国のプリッツ
韓国には、日本のポッキーとよく似た「ペペロ」というチョコレート菓子がある。
韓国の旅行サイト「KONEST」でこう説明している。
韓国には日本のかっぱえびせんやきのこの山などによく似たお菓子があります。
ロッテ製菓のペペロもその1つ。
1983年の発売以来、子どもから大人まで広く愛されている国民的お菓子ですが、見た目も味も、グリコのポッキーと瓜二つ!韓国ではその長細いかたちから、「ペペ(韓国語でヤセッポチ、ガリガリの意味)ロ」と名付けられました。
そして、韓国で11月11日は「ペペロデー」になっている。
以前、「ペペロが日本のポッキーをパクった!」とグリコがロッテを訴えた。
お菓子にも日韓戦がある。
むしろ日韓対決がない分野を知りたい。
日本で11月11日がポッキーの日なら、中国で11月11日は「独身の日」になっている。
独身(Singles)は1人だから、1の数字が並ぶこの日が「独身の日」となった。
中国でこの日には、いろいろなキャンペーンがおこなわれる。
今年は、中国にある酒造メーカーの「1万1111元(約19万円)で一生分の酒を飲める!」というキャンペーンが話題だ。
世界的に有名なAFP通信が記事にするほど。
購入希望者のうち幸運な99人に毎月、同社の白酒12本が入った箱が届けられる。購入から5年以内に亡くなった場合は、家族がこの権利を引き継ぐことができる。
ということで、本人がこの世からいなくなっても安心だ。
まあ、そういう問題でもないと思うけど。
ただ、「中国企業がどこまで約束を守ってくれるのか?」という不安はある。
11月11日は、日本ではポッキーの日、中国では独身の日になっている。
でも、欧米では、11月11日は第一次世界大戦が終わったことを記念する日になっている。
第一次世界大戦休戦記念日
11月11日。1918年の第一次世界大戦終戦の日。ベルギー、フランス、アメリカなどで祝日となっている。アメリカでは「退役軍人の日」「ベテランズデー」という。
「デジタル大辞泉プラスの解説」
ポッキーの日も独身の日もいい。
でも、世界的には「第一次世界大戦休戦記念日」のほうがずっと大事ですよ。
ということで今日は、第一次世界大戦について学んでいきましょう。
ポッキーでも食べながら、
1918年11月11日、休戦協定当日のニューヨーク・タイムズの1面(ウィキペディア)
第一次世界大戦とは、1914年から1918年までおこなわれていた戦争のこと。
協商国27カ国と同盟国4カ国のあいだでたたかわれた史上初の世界戦争。
(世界史用語集 山川出版)
協商国:イギリス、フランス、ロシアを中心にアメリカ、中国、日本などがいた。
同盟国:ドイツ、オーストリア、オスマン帝国など。
「史上初の世界戦争」である第一次世界大戦は、それまでの戦争とはまったく違う。
この戦争では、「航空機、毒ガス、戦車、機関銃、潜水艦」といった新兵器が登場した。
こうした強力な兵器が使われたことによって、第一次世界大戦の犠牲者は900万人を超えた。
また、第一次世界大戦では、国のすべての力をつかっておこなわれたことから、「総力戦」という言葉も生まれた。
総力戦
軍事力だけではなく、経済力、政治力や国民動員力など、国家の総力をあげてたたかう戦争。
第一次世界大戦ではじめて使われたことば。(世界史用語集 山川出版)
「NHK映像の世紀 1集」から。
第一次世界大戦では、軍人だけではなく、市民も兵器の生産などで戦争に参加していた。
これは第一次世界大戦の様子を伝える写真。
著作権の関係でここに載せられないから、ここを開いて見てほしい。
「28 Apocalyptic Pictures From The Front Lines Of World War I 」から。
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