「韓国のブーメラン」といえば、日本ではもうすっかり定着している。
相手を攻撃するために放ったブーメランが、戻って来て自分に突き刺さってダメージを負ってしまう。
韓国はこの名手だ。
盟主と呼んでもいい。
ネットをで見てみると、こんな感じで、とてもよく検索されている。
韓国にとってのブーメランとは、翼君にとってのサッカーボールのようなもの。
もう一心同体。
上にあるように、特に「慰安婦問題」と「ライダイハン問題」でブーメラン現象がよく起きる。
韓国が「日本は韓国の女性にひどいことをした!そのことを、心から反省して謝罪しろ!」と日本に言う。
すると日本から、「韓国はベトナムの女性にひどいことをした!そのことを、心から反省して謝罪しろ!」と言われてしまう。
慰安婦問題を投げかけると、ライダイハン問題として返ってくる。
そのおかげで、ライダイハン問題は日本ですっかり有名になってしまった。
韓国が放った言葉によって、韓国が責められたり立場が苦しくなったりする。
そんなことは昔からよくある。
まあ、いつもの韓国だ。
興味があったら、まとめサイトを見てみよう。
最近もそんなことがあったから、今回はそれを紹介しようと思う。
いろんな意味で韓国の”らしさ”が出ている。
少し前に、勇気ある日本人記者のことを書いた。
その記者は、韓国の与党代表議員にこんな質問をぶつけた。
「大韓民国は法治主義国家だ。国際法に基づいて日本大使館前の少女像を片付けることができるのか」
この少女像は、外国公館の尊厳を守るというウィーン条約に違反している。
法を尊重する法治主義国家として、この違法状態をどう思うのか?
韓国という完全アウェーで、国会議員にそう聞く日本人がいた。
日本にはまだ、モノノフがいたらしい。
中央日報の記事(2018年05月30日)から、秋(チュ)代表の答えを抜き出しみる。
日本記者の「少女像移転」質問に韓国与党代表「少女像は陰険な物でない」
「少女像は全世界に、国を失った国家の少女を性的奴隷にした日本を平和的な方法で告発するもの」
「国際法を守るかどうかではなく、日本軍慰安婦被害者問題は韓日間で解決すべき歴史」
「日本が過去に犯したことについて心から懺悔し、反省し、被害者に謝罪すれば、これほどまで両国間の問題に発展させなくてもよい」
「このような質問を受けるということ自体が慰安婦被害者に申し訳ない」
国会議員が「国際法を守るかどうかではなく」と言い切るところがすごい。
「遵法精神?ねーよ、そんなもん」と言っているに等しい。
日本よ、これが大韓民国の法治主義だ。
でも、違法の像に手をつけないというのは、ただの放置主義だ。
それはいいとして、上の言葉は、韓国の市民団体が主張する徴用工問題にも当てはまる。
特にこれなんかは、そのまんま。
「日本が過去に犯したことについて心から懺悔し、反省し、被害者に謝罪すれば、これほどまで両国間の問題に発展させなくてもよい」
これだけを読むと、慰安婦問題のことか徴用工問題のことか分からない。
もうこのへんで、「韓国のブーメラン」が見えてきましたね。
韓国は「平和の少女像」と呼ぶけれど、その平和とは、具体的に何をさすのか?
このニュースには、日本のネットでこんな書きこみがあった。
「日本メディア相手に、言ってやったつもりかもしれんけど、徴用像建てる名分になっちゃうだろうに」
そりゃそうだ。
国会議員が法を軽視して日本に反省&謝罪要求をしたら、市民もマネするわ。
政府の人間と同じようなことを、市民が言ったりやったりすると、韓国政府が困ってしまう。
次回、そのことについて書いてきます。
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