いろいろな理由から、その国にとって好ましくない外交官を「ペルソナ・ノン・グラータ」という。
それを英語にした「person not welcome」がとても分かりやすい。
だからそういう人物は入国を拒否されたり、「出て行け!」と追放されたりすることがある。
最近ではロシアによるウクライナ侵攻の影響から、欧米がロシアの外交官を、その報復としてロシアが欧米の外交官を「ペルソナ・ノン・グラータ」と認定し、国外へ追放した事例が記憶に新しい。
これほどじゃないけど、「好ましからざる人物」がいま日本に来ている。
福島の原子力発電所で放射性物質を含んだ汚染水が大量に出てくるから、日本はそれを浄化し、国際基準を満たした処理水に変えてことしの夏に海へ放出する予定だ。
そのことについて韓国では、賛成はしないが反対もしない政府与党と、猛反発する野党が激しく対立していて、それに日本も巻き込まれた。
処理水を“汚染水”と言い換えて、その放出に抗議するために韓国野党の複数の議員が来日したが、さっそく門前払いをくらった模様。
中央日報の記事(2023.04.07)
「汚染水抗議」訪日した韓国野党議員、東京電力に入ることすらできず
東京電力の本社を訪れた議員たちは、「30分程度留まっていたが、貸し切りバスに乗って福島に向かった」とあるから、まったく相手にされていない。
特派員団との懇談会も突然キャンセルになったから、この議員団には猛烈なアウェーの風が吹いていることが察せられる。
朝鮮日報も「何してんのアンタラ…」とあきれ顔だ。(2023/04/07)
中核となる現場の訪問も関係者との面談も全て失敗に終わり、「訪日ショー」と指摘される中、共に民主党は「訪問そのものに意味がある」と主張した。
共に民主アポなし訪日団、東電・原発に足も踏み入れられず
東電には入れなかったし、福島の原発を訪問することもできなかった。
さらには、日韓議員連盟の議員にも面会を拒否された。
ちなみに事前申請をすれば、福島原発には日本の中学・高校でも訪問許可が下りることが多い。
いま日本は年度初めでいろいろと忙しいのだ。
“アポなし突撃”とか迷惑ユーチューバーみたいなことをされて、関係者がまともに対応するワケない。
この時期は居酒屋で歓迎会を開く時も、ちゃんと予約をしておくことが常識だ。
彼らが全力でやっていることは、「日本の処理水放出は問題ない」と認めた国際原子力機関(IAEA)の反対で、福島の風評被害をあおっているだけ。
だから、日本の政界からは「効果もないし、外交的にも礼を欠く」と怒りの声が上がっている。
日本で「ペルソナ・ノン・グラータ」と認定されるのはアタリマエ。
この来日がただの「ショー」に終わることは、議員が韓国を出る前からわかっていた。
それを予言していた与党『国民の力』はいまこう批判している。
「国の品格をおとしめる売国行為だ」
「国民の代表という人々がフェイクニュースとも違わない虚偽事実をまき散らして日本まで走っていく様子は誠に情けない」
でも、「訪問そのものに意味がある」と主張したように、この野党議員たちは“やってる感”を見せて、国民の支持を集めることが目的だから、門前払いの連続攻撃を受けてもノーダメージ。
むしろ、「日本はやましいところがあるから、我々と会うことを恐れたのだ」とアクロバティックな主張をするかもしれない。
大事なことは、この訪問で野党の支持率がどう変わるかだ。
これによって次の襲撃、いや来日がきまってくる。
日本の忍耐心に敬意を表します。
私がもし日本人だったら、こういう韓国の左派国会議員たちの行動に卵でも投げたと思います。
恥もなく、恥も知らない、典型的な”ugly korean”です。
>卵でも投げたと思います。
日本人はそんなことをしません。最近、卵の値段が上がりましたから。笑
この左派議員の行動は、日本ではほとんど無視されていました。
それでいいと思います。