あのころ君は幸せだった。
先月10月、韓国の国民的スターBTS(防弾少年団)が文化勲章を受賞した。
BTSは米ビルボードアルバムランキングでナンバーワンに輝いて、K-POPや韓流の価値をグレードアップさせる。
そして彼らの歌がきっかけになって、韓国語を学び始める人が世界中に増えた。
中央日報の記事(2018年10月25日)で、韓国のお偉いさんも誇らしそうだ。
「K-POPと韓国ドラマは全世界の人々に新鮮な文化衝撃を与えた。そのおかげで韓国料理やファッションなど新しい韓国文化にも魅了されている」としてお祝いの挨拶を伝えた。
最年少で文化勲章を受賞した防弾少年団「国家代表の気持ちで韓国を伝えたい」
BTSが受賞したのは「花冠文化勲章」で、韓国では最年少受賞というおまけ付き。
「国家代表の気持ちで大韓民国を全世界へ広く伝えたいです」
彼らは力強く言った。
なのに、なんでこうなった?
*画像は韓国大統領府ホームページのキャプチャー(日本語に翻訳したもの)
受賞から20日ほどで、勲章のはく奪を求める国民請願が行われてしまった。
上は大統領府のホームページ。
ここから見ることができるけど、オール韓国語ですよ。
BTSがここまで韓国人を激怒させたのは、日本に謝罪したから。
メンバーの一人が「原爆Tシャツ」を着ていたことが分かって、日本ではBTSへの非難が殺到する。
これによって、年末の音楽番組への主演はすべて見送られた。
でもこの時点では、BTSは何も言っていなかった。
このときに少しでも説明していれば・・・。と、いまごろ事務所は後悔しているはず。
相手が日本だけならよかった。
でも、別のメンバーが「ナチス帽子」をかぶっていたことがバレて、今度はユダヤ系団体を怒らせる。
その団体からは、日本人とユダヤ人に謝罪するよう求められてしまった。
世界中に影響力のあるこの団体の言うことは無視できない。
BTS側は公式ホームページで、すぐに謝罪する。
「心よりお詫び申し上げます」
「丁重にお詫び申し上げます」
彼らはこう頭を下げた。
すると今度は韓国国民が激怒。
ユダヤ人はいいとして、なんで日本に謝罪をしたのか?
韓国では、日本と韓国の関係は「加害者と被害者」だ。
謝罪をする責任があるのは日本のはず。
なのに、BTSはこの反対をしてしまった。
しかも文化勲章をもらって、「国家代表の気持ちで大韓民国を全世界へ広く伝えたいです」と宣言した人間が。
これほどの屈辱はない。
そう感じた韓国人が大統領府に「BTSの文化勲章をはく奪するべき」という請願を行う。
請願の内容を機械翻訳して修正したものを以下に載せる。
不自然な日本語表現はかんべんしてくだされ。
国民と政府に愛されて、韓国とハングルを世界に発信して文化勲章を受けた防弾少年団が、日本に卑屈に頭を下げた。
韓国独立運動家と原爆被害者、慰安婦被害者、強制徴用被害者と愛国心を持つ、常識をもった韓国市民に屈辱をあたえる行為をした。
日本は政府、企業、有名人、誰一人慰安婦被害者と強制徴用被害者、朝鮮人原爆被害者に謝罪したことがない。
なのに防弾少年団は日本での商業活動のために、韓国の日帝治下に苦労していた被害者の方々 、そして正しい歴史意識を持った国民を「加害者に謝罪する被害者」にさせた。
国民はひどく悲しくなった。
そんな彼らに国威という言葉は似合わない
韓国の歴史に大きな傷だけをあたえた。
これにより、文化勲章のはく奪を請願します。
この請願には大量の「同意します」のほか、こんな言葉が寄せられている。
「彼らは売国奴」
「極めて恥ずかしく、屈辱的」
「国の恥さらし」
「勲章と時計、すべて返却してください」
「すごく腹立たしい」
「自分たちが金を儲けをしたいからと、これまでの我が国の努力を台無しにした」
「韓国のすべての人たちに謝罪してください」
「売国奴以外の何物でもありません」
ボクとしても、もしBTSが日本に謝罪したら、韓国でぶっ叩かれるとは思っていた。
でも、まさか国民請願になるとは。
さすが大韓民国。感服です。
国家代表アーティストが一瞬にして、日本では反日、韓国では親日(裏切り者)になってしまった。
BTSが謝罪も説明も拒否していた理由がようやく分かった。
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呆れてしまった
ですよね。
「謝ったら負け」ですから。
慰安婦問題の解決で「天皇謝罪要求」をした韓国の国会議長が発言の謝罪を拒否する理由もわかります。
日本に謝罪したら社会的な立場はなくなりますから。