超えてはいけない一線を、なんでこうも簡単に超えてしまうのか?
きのうの記事で、韓国の国会議長・文喜相(ムン・ヒサン)氏の失言、というか妄言を書いた。
文氏は米メディア「ブルームバーグ」とのインタビューで、慰安婦問題の解決には天皇の謝罪が必要と話す。
「その方は戦争犯罪の主犯の息子ではないか。そのような方が一度おばあさんの手を握り、本当に申し訳なかったと一言いえば、すっかり解消されるだろう」
いやいやいや、いろんな意味でこれは不可能ですよ。
天皇に政治的な権限はないから、国家間の政治問題を解決することはできない。
それをするのは政治家の仕事だけど、慰安婦問題は2015年の日韓合意ですでに解決している。
この文氏は韓日議員連盟の会長をしていたから、日本のことはよく知っているはず。
そんな人がアメリカで天皇陛下を「戦争犯罪の主犯の息子」と呼ぶのだから、日韓関係は絶望的だ。
韓国の国会議長という重要人物の発言だから、これは日韓で問題視された。
「批判や波紋を呼びそうだ」「韓日関係への影響が懸念される」といった報道が流れて、大問題になってくると文氏側はどうしたか?
この発言をなかったことにしてしまった。
朝日新聞の記事(2019年2月9日)
同通信は、文氏が天皇を「戦争犯罪の主犯の息子」と呼んだとも報じたが、インタビューに同席した国会報道官はこの表現は否定している。
韓国議長「天皇の直接謝罪で慰安婦問題は解決できる」
自慢じゃないけど、こうなることは、天気予報より簡単に予想できていた。
でもこうなると困るのはブルームバーグだ。
国会議長は言っていなかったのに、ブルームバーグは「言った」と報道したことになる。
日韓関係を悪化させるような重要発言が「誤報だった」となると、ブルームバーグの信頼性を大きく傷つけてしまう。
文議長は本当に「戦争犯罪の主犯の息子」と言ったのだろうか?
それともこれはブルームバーグのミスか?
どちらかわからなくて困っていた時、出会ったのが朝日新聞の記事(2019/02/13)です。
韓国議長「天皇は戦犯の息子」 謝罪要求の音声が公に
ブルームバーグがインタビューの音声を公開してしまった。
文氏は後悔するがいい。
これによって、文氏が天皇陛下を「戦争犯罪の主犯の息子」と呼んだことがバレてしまった。
このブルームバーグの記事で音声を聞くことができる。
South Korea Lawmaker Seeks Imperial Apology for Japan Sex Slaves
記事の中で、文議長が「the son of the main culprit of war crimes(戦争犯罪の主犯の息子)」と発言したことが書いてある。
国会報道官が公の場でウソをつくというのはどういうことか?
「いや、あれはウソをついたのではなくて~」という言い訳はもう信用しない。
というのは、レーダー照射問題でも同じようなことがあったから。
韓国側の言うことがコロコロ変わることから、朝日新聞は社説で「発生から時間が経つにつれて韓国側が説明を変えたのは不可解であり、混乱を深めた」と批判していた。
立場がマズくなると、自分で自分の言葉を否定したり変えてしまう。
韓国はいつまでこんなことをしているのか?
と怒っても、それは韓国のことだから仕方ない。
でも韓国では、こういうことがよくあることは覚えておこう。
日本には天皇という超えてはいけない一線があることを韓国は知る必要がある。
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こんにちわ。
まぁ次から次へとやらかしてくれますね(笑)
っていうか、天皇侮辱とか日本国民としての第一線を越えちゃって想像以上の斜め上いってますね。
これじゃ日韓友好とか言うレベルは遥か彼方にいっちゃってるというか、既に粉砕されて跡形もないかも(笑)
慰安婦がどうこうじゃなくて天皇への冒涜に抗議してるのを、お得意のすり替えで誤魔化してる感じですね。
ここまで来ると日本政府としてもちゃんとした外交で、世界に対して日本という立場を確立させていただきたいものです。
「韓日は過去最悪」と韓国メディアが言っている割には、政治家はあっさりとさらに悪化させますね。
何を考えているのか。
今回の天皇侮辱発言には驚きましたし、腹が立ちます。
でも、日本の野党は何も言ってないと思います。
結局、韓国に甘くて弱い勢力が日本で多いことも問題ですね。