来月10月に、神奈川の相模湾で海上自衛隊による観艦式が開催される。
観艦式というのは外国の海軍を招待して行われる軍艦による軍事パレードで、そこには友好親善・防衛交流の意味がある。
*上の写真は戦前におこなわれた大日本帝国海軍の特別観艦式
そんな大イベントが来月日本であるのだけど、「我々は参加しない」という連絡がさいきん韓国国防省からあった。
ソウナンですか。で終わりなのだけど、その後なぜか態度が一変。
時事通信の記事(2019/09/24)
同省は当初、式に「参加しない」と発表したが、その後、参加について「決定したことはない」と立場を変え、日本側の要請があれば参加を検討する考えを示した。
海自観艦式に韓国軍招待なし=関係悪化を考慮か
相手をゆさぶるためのこういう恋愛テクニックが韓国にあるかもしれない。
考えを示すのは勝手だけど、いまのところ日本が韓国にその要請をだす雰囲気はない。
海上自衛隊は韓国軍を招待しないだろう。
「歴史を忘れた民族に未来はない」が国是の韓国は数年前のことをよく忘れる。
きょねん韓国が観艦式を行ったとき、日本に何を言ったかもう覚えていないのだろうか。
海上自衛隊が艦船に旭日旗をかかげることは法律できまっている。
でもその旗を「戦犯旗」と呼ぶ韓国側は、観艦式での旭日旗掲揚を認めなかった。
招待しておいて「海上自衛隊の旗をあげるな」というのが韓流おもてなしらしい。
かといって、国内で旭日旗の掲揚を認めたら韓国国民の反日感情が爆発する。
でも先ほど書いたように、法できまっていることだからこれは義務。
旭日旗を掲揚する/しないを海上自衛隊が選択することはできないのだ。
だから日本側は旭日旗を降ろせないのだけど、自分たちの思い通りにいかない韓国側は激怒して、与党議員はこう言った。
「非常識をもちろん、一抹の良心さえも見られない日本の傍若無人にあきれる」
「日本が旭日旗を誇っているのは、日本が永遠に二等国家にとどまるしかない理由でないかと思う」
中央日報の記事(2018年10月01日)にこの発言がある。
韓国与党「旭日旗を誇る日本、永遠の二等国」
この発言には自民党の佐藤議員が激怒した。
【何を今更感!いわんや二等国家とは】
韓国で開催された98年も08年の国際観艦式では旭日旗を容認。その他の海自艦艇の韓国帰港でも国際法・国内法に基づき掲揚海自の旭日旗掲揚 「韓国人への影響考慮すべき」=韓国首相』
韓国与党「旭日旗を誇る日本、永遠の二等国」https://t.co/doafqkQDFX pic.twitter.com/OiCbYHmSmz— 佐藤まさひさ (@SatoMasahisa) October 1, 2018
日本の立場を無視して、「韓国人への影響考慮すべき」と言えるのが大韓民国。
くり返しになるけど、海上自衛隊は旭日旗をかかげないといけないのだ。
これをしなければ、「法律違反」になってしまうから。
「韓国の国民情緒を配慮せよ」と要求されても、できないことはできない。
しまいには与党議員が、「非常識」「一抹の良心さえも見られない」「日本の傍若無人にあきれる」「二等国家」と言いたい放題。
その一年後に、「日本側の要請があれば観艦式への参加を検討する」と言えるメンタルはもはやうらやましい。
「戦後最悪」と呼ばれるほど悪化したいまの日韓関係の背景には、韓国側の暴言に日本がずっと耐えてきたことを忘れてはいけない。
韓国抜きで行われることしの観艦式
こちらの記事もどうですか?
韓国人の情緒に配慮して招待しませんと言えば良かったんですね。 旭日旗がはためくわけですから。
GSOMIAも解除したわけだから検討をしてもらう必要も日本からすればないわけで~。
韓国抜きでも別に困らないと思われます。
観艦式に日本が来ないと韓国としてはメンツが立ちません。
でも旭日旗はこまる。
それで何とか旭日旗を降ろさせようと画策したのですけど、結局だめでした。
そんな面倒なこともあって、いま政治的には脱韓国の方向ですすでいると思います。