【日本製品の不買運動】結果、韓国企業で社員の切り捨て始まる

 

政治家やマスコミが反日感情をあおりまくって、国民的な盛り上がりを見せた韓国での日本製品不買運動。
「日本の物は買いません、日本にも行きません」というノージャパン運動によって、韓国の航空会社の仕事がなくなり、社員に無給休暇をとらせる企業もでてきた。

そして大ダメージを受けた韓国企業がまた一つ。

韓国メディア(たぶんマネートゥデイ)の記事(2019.12.03)

‘불매’ 직격탄, 아사히 결국 직원 줄인다

「不買」直撃弾、朝日、最終的に従業員減らす

「日本製品の不買運動の影響で、ロッテアサヒ酒類が契約社員を減らす方法でリストラに乗り出した」と記事にある。
7月から始まった国民運動の結果、韓国内での日本ビールの販売量が急減して、会社がもう耐えられなくなった。
それでリストラではなくて、再契約をしないことで契約社員をきっていく方針をきめた。

ビールや衣類は韓国製品でも替えがきくから、不買運動のメインターゲットとなり、国別ビールの輸入順位でアサヒは1位から17位に急降下。
こうなると、契約社員のような「弱者」が切り捨てられてしまうのはどこの国も同じこと。

一方の日本はというと、韓国への日本のビール輸出量は全体の0.15%しかないことをふまえて、専門家が「不買運動が日本経済に及ぼす影響はゼロに近い」と結論づけた。

くわしいことはこの記事をどうぞ

韓国での不買運動、日本への影響は「ほぼゼロ」だった

 

アサヒビールはことし7月に、バドワイザーやコロナなどのブランドを展開するオーストラリアのビール会社「ABインベブ」を1兆2千億円で買収すると発表したから、経営は好調なんだろう。
それにラグビーW杯で訪日外国人が浴びるようにビールを飲んでいたから、日本のビール会社はきっとウハウハで冬のボーナスも期待できる。
何という対照的で残酷なクリスマス。

 

上の記事へのコメントを見ると、「良い」が129、「怒り」が113と国内でも見方が分かれている。

「ビールの原料に福島放射能の塊が入っていることもありえるという考えがどんどんする。」と不買運動を支持する人もいれば、「結局解雇するのは韓国のスタッフ」、「ふふふふふふ自国民の雇用減らすのが好きな韓国人(笑)ふふふ」と現実が見えている人もいる。

4か月前、文政権の立場に近いハンギョレ新聞は社説(2019-07-20)で、急速に広がる日本製品の不買について、高揚感を抑えるようにこう書いていた。

過去の不買運動に比べ、落ち着いた形で展開しながらも、波及力はさらに強い。安倍政府の不当な経済報復に対する市民の怒りが、それだけ大きいためだろう。

安倍政府は「日本製品不買運動」の拡散の意味を直視せよ

いまから振り返れば、これを直視しないといけなかったのは日本じゃない。

 

このときすでに国内から、「感情的な行為」という批判や激化する反日感情への懸念も上がっていたけど、ハンギョレ新聞は、「それは正しくない。取るに足らない知識で市民を教えようとする傲慢な態度と言わざるを得ない」と反日活動を正当化していた。
この4か月後、韓国企業による「社員の切り捨て」が始まる。

GSOMIAの破棄を発表して日本とアメリカの不評と怒りを買ったあげく、3か月後にやっぱり延長すると発表した韓国政府とよく似ている。
行為に対する結果を正しく予想できず、感情的になって見切り発車してしまう。
走り出したあとでゴールを探すから迷走する。
まあ、これからいろいろ直視してください。

 

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こちらの記事もどうぞ。

近くて遠い日本と韓国 「目次」 ①

近くて遠い日本と韓国 「目次」 ②

近くて遠い日本と韓国 「目次」 ③

 

2 件のコメント

  • 結局、韓国は自分で自分の首を絞める結果になりましたね。

    それと、ソウル以外の都市(釜山・仁川・大邱)などで日本製品不買運動のデモがあったのか非常に疑問です。もし、あったとしたら日韓メディア共にソウルしか映っていないことになります。

  • 不買運動が長引くにつれて、自傷行為が見えてきました。
    あれで結局、韓国が何を得たのかさっぱりわかりません。
    デモについてはどうでしょうね。ソウル以外のものは見た記憶がありません。

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    今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。